春めいた川面を舞うコサギ2025/02/13

 きょうは、一日のうちに気温が急変しました。午前中は北風が強かったわりには冷たくなく、晴れてもいたので、川面が春めいていました。しかし、夕方になって冷たい北風に変化して、体感温度が一気に下がりました。寒気と暖気のせめぎあいは。まだ寒気の方が強いですね。
 春っぽい川面を眺めることができた午前中、青空を映した川面をコサギが舞いました。いつもより若干明るめに撮ってみました。コサギも楽しそうでした。
 
春めいた川面を舞うコサギ

春めいた川面を舞うコサギ

春めいた川面を舞うコサギ

2羽のタシギ2025/02/12

 探していたタシギをやっと発見しました。この鳥は、周辺と同じ色なので、探すのが大の苦手。「ほら、あそこにいるじゃん」と指さされても気づかない。なのに、きょうは2羽もいてくれました。ラッキー! 泥の中に長い嘴を突っ込んで朝食に夢中でした。
 2羽は、つかず離れずの距離を保っていました。たまに接近することがあったので、そこを撮りました。
 タシギは、チドリ目シギ科の鳥で、体長は26cm。ハトは30cmくらいあるので、それよりも小さいです。しかも、長い嘴を含む大きさなので、体自体はかなり小さい。東久留米市で見られるのは冬です。数は限られています。春にはいなくなってしまいます。
 
タシギ

タシギ

タシギ

タシギ

オスもメスもかわいいジョウビタキ2025/02/11

 珍しいことに、ジョウビタキのオスとメスを同時に撮ることができました。これまでになかった経験です。たまたまだったのだと思いますが…。どちらもかわいい。
 黒目川遊歩道を歩いていると、ヒンヒンヒンというジョウビタキの鳴き声が聞こえてきました。良く見えそうな場所から川の中をのぞいてみると、鳴き声は右の方から聞こえてきます。右を見ても姿は見えません。移動しようと思って正面を見たら、オスがとまっていました。でも、鳴き声は右から聞こえています。もしかして2羽がいる? とりあえずオスを撮りました。
 オスを何枚か撮ったところで飛び去られてしまったので、鳴き声がした右へ移動してみました。すると、10メートルも移動しないうちにメスを発見。ちょっと距離がありましたが、飛ばれる前に撮ることが大事だと思ったので、シャッターを切りました。少しずつ寄ってシャッターを切り始めたら、飛ばれてしまいました。
 これ以降、2羽とも姿が見えなくなってしまいました。キツネにつままれたような感じです。
 1枚目と2枚目の写真がオス。
 3枚目がメスです。
 
ジョウビタキ

ジョウビタキ

ジョウビタキ

護岸のキセキレイ2025/02/10

 キセキレイも護岸が大好きです。ちょっとした割れ目から何かをつまみだして食べています。虫の幼虫なのか? よくわからないのですが、ただ遊んでいるわけではないようです。美しい鳥で、色合いがなんともいえません。
 黒目川には3種類のセキレイがいます。もっとも多いのがハクセキレイで、護岸が大好きです。数がガクンと減ってキセキレイ。さらに数が減って、セグロセキレイ。セグロセキレイは護岸が好きなのか。護岸で見た記憶はあるのですが、印象強く残っているものはありません。夏場、ハクセキレイとセグロセキレイは見ることがありますが、キセキレイはまったく見ません。山へ行ってしまうようです。そして秋、里に帰ってくる。
 キセキレイは気が強いようで、カラスを追いかけているところを見たことがあります。
 
護岸のキセキレイ

護岸のキセキレイ

護岸のキセキレイ

逆光のカワセミ2025/02/09

 黒目川遊歩道を歩いている人に、「カワセミがいますよ」と教えてもらい、いざ撮ろうとしたら飛ばれてしまいました。ところが、どういうわけか私の近くにとまってくれました。これは幸運。レンズを向けたことまでは順当だったのですが、完全な逆光。カワセミの頭の上に太陽が燦然と輝いています。
 カワセミが暗く写ることを覚悟でシャッターを切り、周辺の明るさをあまり変えずにカワセミの色を出すように調整するつもりでした。撮った写真は思った以上にカワセミが暗く、さてどうなるか。頑張って調整した結果が下の写真です。
 
逆光のカワセミ

逆光のカワセミ

護岸のハクセキレイ2025/02/08

 ハクセキレイは石の護岸が大好きです。斜面を歩き回っては、何かをつまんでいます。あまり人を怖がらないので、静かに撮っていればかなり接近できます。個体によりけりではありますが、アップで撮ると美しい鳥であることがわかります。
 
護岸のハクセキレイ

護岸のハクセキレイ

護岸のハクセキレイ

葦をほじくるエナガ2025/02/07

 黒目川には、規模は小さいですが葦がまとまって生えている場所がいくつもあります。いまは冬枯れで葉も落ち、茶色い茎ばかりです。その横を通ったときでした。シャリシャリシャリという可愛い鳴き声が聞こえてきました。エナガがいるようです。
 どこにいるのか探してみると、いました! 茎が重なった狭いところにとまっています。こちらは遊歩道にいるので、少し上から見る感じになります。エナガを上から見られるというのも、なかなかない機会です。なんとか撮ってやろうと思うのですが、ちょこまかと動き回っています。ピントが合ったと思ったらもういない。けっこう真剣に撮りました。
 エナガたちは、葦をほじくっています。シジュウカラやメジロがよくやっていることで、茎のなかにいる虫の幼虫を引っ張り出して食べます。エナガもそれをやることを初めて知りました。私としては新発見です。虫をつまみだす姿は撮れませんでしたが、いい機会に恵まれました。
 4枚目の写真は、真上から見たエナガです。これも珍しいかなと思って…。
 
エナガ

エナガ

エナガ

エナガ

毛羽立つアオサギ2025/02/06

 午前7時はまだ暗い。岸辺で魚を狙っていたアオサギを撮っていたら、いきなり動き出して飛び立ちました。慌ててシャッターを切りました。その写真を見て、「おやまあ」でした。人間でいえば背中の部分が毛羽立っていて、いつもとは違う雰囲気をかもしだしています。アオサギも寒かったんだなあ、と思った次第。朝はおもしろい写真が撮れます。
 
毛羽立つアオサギ

毛羽立つアオサギ