急増するホソバオオアマナ2011/05/03

 驚きました。去年はホソバオオアマナをほとんど見かけなかった場所に、これが群生していたからです。遠くから見たときは、ハナニラが咲いているのかと思いました。近寄ってみると、とんでもありませんでした。ちょっと歩けば、必ず見かけるまでに増えました。数年前は、ごくまれにしかなかったのに!
 ホソバオオアマナは、白い6弁花で真ん中は黄色。メリハリのある花なので、よく目立ちます。初めて見たときは「きれいだなあ」と思いながらも、「あまり日本的ではないな」と感じました。調べてみると、帰化植物でした。ユリ科の植物で、明治時代に園芸植物として観賞用に導入されたものが野生化したようです。原産地はヨーロッパとアジアの一部のようです。
 よく似たものにオオアマナという花があるそうです。やはり園芸用として導入されて野生化したとか。まだ見たことはありません。というよりは、2つの違いがよくわからないので、見逃しているのかもしれません。
 この花も、春から初夏にかけての風物詩になってしまうのでしょうか。もう俳句に詠まれているでしょうね。春の季語になってしまうのでしょうか。
 ブログで花を紹介していると、ほとんどが帰化植物です。国際化といえばきれいに聞こえますが、自然のバランスが破壊されている証拠なので、あまり喜べません。在来種を守るのも人間の大事な仕事の1つだと感じます。

ホソバオオアマナ

ホソバオオアマナ

ホソバオオアマナ

羽を繕うコサギ2011/05/03

 コサギというのは、実に念入りに羽を繕います。嘴で丹念に羽を梳きます。首の動きなどに合わせて、白い羽がふわっと盛り上がったり毛羽だったりします。姿勢の変化と羽の変化は、見飽きることはありません。とくに初夏は羽がきれいなときなので、ついつい離れられなくなります。
 コサギの羽繕いは、1時間くらい続くこともあります。こういうときは、脅かさない限りかなり自由に写真が撮れます。あまり近寄ってはいけませんし、派手な動きをしてもいけませんが…。
 ときたま、ふうっと遠くを見るときがあります。警戒している目ではありません。何かを意識してみているふうでもありません。空の上でカラスがなくと、さっと姿勢を正して空を見上げます。カラスはかなり気になる存在のようです。

羽を繕うコサギ

羽を繕うコサギ

オナガ2011/05/03

 団地の前にある小さな林で、オナガが数羽飛び回っていました。非常に警戒心の強い鳥で、なかなか写真を撮らせてくれません。レンズを向けると、飛んでいってしまいます。枝にとまったところを1枚だけ撮りました。
 オナガは、東久留米の「市の鳥」です。

オナガ