水浴びするカルガモ2011/06/08

 薄曇りの朝でした。カルガモが、気持ちよさそうに水浴びをしていました。水中で一回転します(写真上から1)。回転している姿は、シンクロナイズドスイミングのようです。
 回転から起きあがると、こんどは羽で水を激しく叩きます(写真2・3・4)。バタバタバタという羽音が聞こえ、大きな水しぶきがあがります。
 仕上げは、羽ばたきです(写真5・6・7)。濡れた羽から水分を飛ばすのが目的なのでしょうか。3~4回、羽ばたきます。
 一連の動きが終わると、ゆったりと羽を繕います。ときたま、足で顔をかくこともあります。
 鳥たちがいなくなった夏場でも、カルガモは黒目川にも落合川にもいます。写真で困ったときのカルガモたちは、実にありがたい存在です。
 
水浴びするカルガモ

水浴びするカルガモ

水浴びするカルガモ

水浴びするカルガモ

水浴びするカルガモ

水浴びするカルガモ

水浴びするカルガモ

ツミのオスがいてくれた2011/06/08

 子育てをしているツミの巣は、周りの葉がどんどん茂ってしまい、ほとんど見えません。超望遠レンズで写真を撮っている知人によると、ヒナがかえっているそうです。何羽いるのでしょうか。無事に巣立ってほしいものです。
 キョーキョーキョーという鳴き声がしました。巣の外にいるようです。声のする方を見ると、木の茂みの間からオスが見えました。目が赤いのが特徴です。メスの目は黄色で、胸の横縞がいかにも猛禽らしい。オスの胸は白っぽく、横縞は目立ちません。オスの方が柔和な感じがします。どちらが強いのかはわかりませんが、メスの方が怖そうです。
 ツミはアジアの鳥で、日本、朝鮮半島、中国東北部からモンゴル、ロシアの一部、東南アジアに生息しています。大事にしたい鳥です。都市部に進出するまでは、幻の鳥とまでいわれたことがあるそうです。キジバトより小さい鳥なので、森の奥にいたら見つけるのは大変だと思います。
 
ツミのオス

ツミのオス

ツミのオス