ワルナスビ2011/07/13

 ワルナスビ。だれがこんな名前をつけたのでしょうか。たしかに、ナスの花に似ています。ソラニンという毒成分をもち、刺もあるので、牧草地に入り込むと怪我をするなどの被害にあう、と手元の図鑑に書いてあります。おまけに、わずかな地下茎の断片からも新しい株になるので、除草しにくいそうです。ナスやジャガイモの害虫であるニジュウヤホシテントウの温床にもなっているとか。
 おぬしも悪よのう、と誰かが言ったのか。命名者は、植物博士の牧野富太郎でした。自宅の庭に植えて、駆除に苦労したことから、この名前をつけたといわれています。
 写真は薄紫色の花ですが、白い花もあります。北アメリカ原産の帰化植物です。
 「写真上」は、黄色の先端にピントを合わせました。「写真下」は、小さなクモにピントを合わせてあります。
 
ワルナスビ

ワルナスビ

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