古代ハスにとまるトンボ2011/07/17

 用事があって埼玉県の吹上まで行ったので、行田にある「古代蓮の里」に寄ってみました。午後だったので、人も少なく、花も閉じていました。ハスの花は早朝に開花するので、午前中が勝負です。ハスの開花期は、6月18日~8月7日となっていて、期間中、駐車場が有料になったりましす。午前5時~午後2時が有料の時間になっているのは、早朝が見ごろであることを踏まえたものでしょう。私が駐車場についたのは有料時間が終わってからでした。
 「古代ハス」は、原始的な原始的な形態を持つ1400年~3000年前のハスとされています。
 せっかく行ったので、何かないかなあと見ていたところ、濃紺のトンボがひらひら飛んでいました。目で追いかけながら、とまるのを待ちました。太陽がじりじり照りつけるので暑いのなんの。やっととまってくれたところを写真にしてみました。
 行田市といえば、和田竜の『のぼうの城』で一躍有名になりました。単行本として出版されたときに読みましたが、実に面白い歴史小説でした。簡単にいえば、知将といわれた石田光成軍2万を相手に、「でくのぼう=のうぼう」と呼ばれている領主・成田長親が農民に支えられてわずかな兵力でたたかい、光成軍をやっつけてしまうお話。「のぼうの城」が、行田市にある忍城(おしじょう)です。
 
古代ハスにとまるトンボ

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