公園猫2011/08/16

 東京都内ではありませんが、公園を散歩中、昼寝をしている猫に出合いました。まだ子どもです。近づいても逃げません。野良猫にしては警戒心が薄いので、飼い猫かもしれません。でも、ちょっとやせていました。
 頭をなでたたら目を開けました。その目がかわいいので、コンパクトカメラを取り出して撮ろうとするのですが、こういうときに限ってあっちを向いてしまいます。意識をカメラに向けさせる方法はないものか。思いつきました。右手でカメラを構え、左手で葉っぱをゆすることにしました。そうやって撮ったのが、この写真です。
 
公園猫

公園猫

カエルが道を歩いていた2011/08/16

 太陽が照りつけるなか、カエルが黒目川遊歩道を歩いていました。通りがかった女性が、「こんなところで歩いていたら干からびちゃうよ」といって、茂みの下に入れてやりました。ところが、またまた外に出てきてしまいました。
 ヒキガエルでしょうか。まだ小さかったので子どものようです。手にとって、自転車のサドルの上に置いて写真を撮りました。
 すぐに動いてしまうので、それなりに苦労しました。10コマほど撮ったところで、ピョーンと跳ね、黒目川の土手に消えました。土手の方が涼しくていいでしょう。
 
カエル

カエル

昆虫レストラン(6)2011/08/16

 樹液に集まる虫たち。一瞬、魔法にかかったような気分になりました。アカボシゴマダラが長時間、樹液を吸っていたかと思っていたら、いつのまにかアカボシゴマダラから赤い色が消えていました。別のチョウにすり替わっていたことを認識するには、ちょっと時間がかかりました。
 写真上から順に4枚とも、ゴマダラチョウです。いちばん下がアカボシゴマダラ。最初は、アカボシゴマダラがいたんです。10分ほど、そこを離れて別の写真を撮っていました。帰ってきて、まだアカボシゴマダラがいると思いきや、ゴマダラチョウにかわっていた、というわけです。まぎらわしいですよね。
 どちらもタテハチョウの仲間ですが、ゴマダラチョウは日本にずっといるチョウです。アカボシゴマダラは中国産の亜種ではないかといわれ、人為的に放蝶されたものが関東南部で分布を拡大しているようです。
 アカボシゴマダラは、外来生物法で「要注意外来生物」に指定されています。生態系にかかわる被害として、「幼虫期における在来種ゴマダラチョウとの食草をめぐる競合のおそれ」「オオムラサキと食草をめぐって競合する可能性も考えられる」と指摘されています。
 ちなみに「要注意外来生物」について、環境省自然環境局は以下のように説明しています。
 「外来生物法の規制対象となる特定外来生物や未判定外来生物とは異なり、外来生物法に基づく飼養等の規制が課されるものではありませんが、これらの外来生物が生態系に悪影響を及ぼしうることから、利用に関わる個人や事業者等に対し、適切な取扱いについて理解と協力をお願いするものです」
 さて、「写真上」の奥にいるチョウは何でしょうか。サトキマダラヒカゲのようですが、確信をもてません。どなたか、おわかりになれば教えてください。
 
ゴマダラチョウ

ゴマダラチョウ

ゴマダラチョウ

ゴマダラチョウ

アカボシゴマダラ