ユリには間違いないのだが…2011/08/26

 黒目川周辺でいっせいに咲き出したのが、この花です。気がついたらどこにでも咲いていた、という印象です。
 ユリには間違いなのですが、正確な名前がわかりません。形からいって、テッポウユリ(鉄砲百合)だと思いました。だとすれば園芸種なので、雑草・野草図鑑には載っていません。ネットで調べてみたら、頭が混乱してきました。
 テッポウユリによく似たものに、タカサゴユリ(高砂百合)というのがあります。台湾原産の帰化植物で、荒地に咲くとか。花の外側に赤褐色の筋が入るようです。もしかすると、これかもしれません。しかし、「荒地」というのが気に入りません。
 シンテッポウユリ(新鉄砲百合)というのも、あるんだそうです。テッポウユリとタカサゴユリの交雑種で、両方を足して二で割ったような特徴があるとか。
 こうなると、頭の中はお祭り騒ぎ。お手あげです。
 
ユリの仲間

ユリの仲間

キマダラセセリ?2011/08/26

 早朝、ヘクソカズラの花を眺めていたら、視界をオレンジの物体が横切りました。チョウかハチか? 辺りを見回すと、葉っぱの上に小さなチョウがとまっています。パッと飛び上がっては空中を舞い、また葉っぱの上にとまります。そしてまた、飛び上がっていく…。
 飛んだときのスピードはすごいもので、目で追えません。オレンジなので大雑把にはわかるのですが、ストロボ連続照射の映像を見ているような感じです。みごとな飛びっぷりです。
 葉っぱにとまるときは、必ず太陽を背にしています。日光を全身に浴びたいんだ、といっているようです。はねが日光に光って、目立つこと目立つこと。身のこなしのよさは、生き延びいるための条件かもしれません。
 姿を見れば、セセリチョウの仲間であることはわかりました。こげ茶色のセセリチョウはいくらでもいますが、オレンジは見たことがありません。図鑑ひっくりかえしてみたら、よく似たチョウがいくつかあります。たぶんこれだろうと見当をつけたのが、キマダラセセリです。あっているかどうか、あまり自信がありません。
 
キマダラセセリ

キマダラセセリ

アオサギが飛んだ2011/08/26

 小雨が舞う朝のこと、久しぶりにアオサギを見ました。黒目川遊歩道から、魚を狙っているコサギの写真を撮ろうとしていたときでした。コサギが飛んだので、顔を上に上げたらアオサギが空にいました。あら、まあ! 遊歩道にある木のてっぺんにとまろうとしています。
 レンズを向けたときにはすでに遅く、アオサギは木の上にとまってしまいました。こうなると、持久戦になるかもしれません。羽の繕いでも始められたら、当分動きません。下から見上げても姿は見えないし、動き出すまで待っている時間もないし…。困ったなあ、と舌打ちしながら、カメラの露出を調整しました。
 その矢先、木の枝が揺れました。飛ぶ! たった1枚撮れたのがこの写真です。
 
アオサギ