ハギの花2011/10/01

 ハギ(萩)の花が見ごろです。秋風に揺れる枝垂れのハギは、おつなものです。とはいえ、写真にするのは案外難しく、なかなか成功しません。
 ハギは、秋の七草の一つ。七つをあげると、以下のようになります。
 ハギ、キキョウ、クズ、ナデシコ、ススキ(オバナ)、オミナエシ、フジバカマ。すべてを東久留米で見ることができるのかどうか、調べたことがありません。キキョウ、ナデシコ、フジバカマあたりは難しいかもしれません。見つけたら紹介します。
 
ハギの花

ハギの花

カマキリの貫禄2011/10/02

 毎年、夏になると黒目川遊歩道の手すりの上を歩いているカマキリを見るのですが、ことしは9月末になって初めて見ました。たまたま見る機会に巡りあわなかったのか、カマキリが減っているのか、そこらへんはよくわかりません。とはいえ、虫全体が減っているような気がします。
 写真のカマキリはかなり大きくなって、私をにらみつけていました。カメラを近づけると攻撃してくるカマキリもいます。しかしこのカマキリは、ほとんど動きませんでした。たいした貫禄です。
 
カマキリ

カマキリ

キタテハ2011/10/03

 道端の雑草にオレンジ色の蝶がとまっていました。またツマグロヒョウモンかと思って通り過ぎたものの、なんだか形が違うような気がしました。近寄って見ると、翅がギザギザです。キタテハではないですか。羽を広げて日光浴をしているのでしょう。
 キタテハは、早春から晩春まで見られる蝶ですが、春型と秋型があります。春型は小さめですが、秋型は一回り大きく、色も鮮やかです。細かなことはわかりませんが、成虫で冬を越したものを春型と呼ぶのではないかと思われます。秋型は、秋に羽化したのものでしょうか。
 キタテハは、翅を広げるときれいですが(写真上)、閉じてしまうと実に地味で、枯れ葉に間違えてしまいます。(写真下)
 
キタテハ

キタテハ

秋の空2011/10/04

 10月3日、黒目川上空の空です。いかにも秋。巻積雲(けんせきうん)でしょうか。うろこ雲とか鰯(いわし)雲とかといわれる雲だと思います。
 この雲も、かなりタイミングに左右されて、時間が数分ずれただけで美しさが半減してしまいます。この日は、たまたま空を見上げたら写真のような雲があったので、コンパクトカメラのピントを無限大にして、撮りました。
 
秋の空

秋の空

追憶2011/10/05

 写真を撮りながら、子どものころを思い出しました。
 
影

影

雨に濡れるハナミズキの実2011/10/06

 いつの間にかハナミズキの実が赤くなっていました。雨に濡れた感じもよかったので、写真にしてみました。傘を差しながらだったので、あまり考えずに撮りました。
 葉がもっと赤くなれば、さらにきれいになるでしょう。葉が落ち始めるころ、残った実を撮るのも楽しみです。
 
ハナミズキの実

ハナミズキの実

キンモクセイ2011/10/07

 キンモクセイの花が盛りを迎えています。咲き始めは、うっすらと香りがただよう程度でしたが、このところは鼻につくくらい香ります。
 写真を撮るのは案外難しく、葉っぱが暗く落ちてしまうことが多い。オレンジの花をアップで撮っても、なかなか決まりません。黒目川の沿道には、高い木があるので下から見上げてみました。な、な、なんと、太陽の光が上から当たって、緑が透けているではありませんか。一風変わった写真になっていれば、ありがたい。
 キンモクセイの匂いをかぐと、どういうわけかヘアリキッドの「バイタリス」を思い出してしまいます。若いころに使っていたのですが、同じような匂いでした。こう感じるのは私だけかもしれませんけれど…。
 「バイタリス」の製造元、ライオンのHPをのぞいてみました。「さわやかなシトラスフローラル調の微香性の香りです」と書いてあります。シトラスは柑橘類のことで、フローラルは花のような、という意味合いでしょうか。ネットを「バイタリス ヘアリキッド キンモクセイ」で検索してもヒットしません。「バイタリス」がキンモクセイの香りである、ということにはなっていないようです。「バイタリス」は1962年に発売され、今でも売られています。
 
キンモクセイ

キンモクセイ

ツマグロヒョウモン2011/10/07

 東久留米駅の近くにある花壇にツマグロヒョウモンのメスがいました。花から花へ飛び渡っています。もともと暖かい地方のチョウです。いつまで見ることができるでしょうか。まだ、あちこちで見かけます。
 こうやって写真を撮ってみても、色合いが秋っぽいですね。真夏に撮ると、こんな色合いにはなりません。
 
ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモン