ゆったりと飛ぶユリカモメ ― 2012/01/05
同じ種類の鳥ばかりでは単調になるので、東久留米を離れて埼玉県で撮った写真をいくつか紹介していこうかと思います。
カモたちがたくさん集まっている池に、1羽だけユリカモメが混ざっていました。カモと一緒に浮いています。人がパンくずを投げると飛び立って、フライングキャッチ。なかなか見事です。円を描くように池の上を飛び、またカモたちのところへ帰っていきます。
パンくずを食べるところはとっても撮る気になれませんでしたが、ゆったりと飛ぶ姿はきれいでした。
東久留米市内の黒目川でユリカモメを一度見たことがあります。数年前のことですが、1羽だけいました。それっきり、黒目川でも落合川でも見たことがありません。何度か目撃している人がいるので、ごくいまれに飛んでくることがあるのかもしれません。
嘴と足が赤いのは冬羽の特徴です。夏羽は、顔が黒い頭巾をかぶったような色になります。
平安時代にミヤコドリと呼ばれていた鳥はユリカモメではないか、という説がありますが、ここは立ち入りません。ややこしい。ユリカモメとミヤコドリ、もちろん別の鳥です。
カモたちがたくさん集まっている池に、1羽だけユリカモメが混ざっていました。カモと一緒に浮いています。人がパンくずを投げると飛び立って、フライングキャッチ。なかなか見事です。円を描くように池の上を飛び、またカモたちのところへ帰っていきます。
パンくずを食べるところはとっても撮る気になれませんでしたが、ゆったりと飛ぶ姿はきれいでした。
東久留米市内の黒目川でユリカモメを一度見たことがあります。数年前のことですが、1羽だけいました。それっきり、黒目川でも落合川でも見たことがありません。何度か目撃している人がいるので、ごくいまれに飛んでくることがあるのかもしれません。
嘴と足が赤いのは冬羽の特徴です。夏羽は、顔が黒い頭巾をかぶったような色になります。
平安時代にミヤコドリと呼ばれていた鳥はユリカモメではないか、という説がありますが、ここは立ち入りません。ややこしい。ユリカモメとミヤコドリ、もちろん別の鳥です。
キンクロハジロ ― 2012/01/05
東久留米を離れて埼玉県で撮った写真を続けます。キンクロハジロです。
見たことはあったのですが、写真にしたのは初めてです。このブログで紹介するのも初めてです。ということで、鳥の姿がきちんとわかる写真をアップしてみます。面白味がないのは、いささか気が引けますが。
キンクロハジロはオスが44センチ、メスが38センチ。だれでも知っているカルガモはオスが63センチ、メスが53センチなので、カルガモより一回り小さなカモです。冬鳥としてシベリアから日本に渡来する渡り鳥です。北海道の一部では少数が繁殖するようです。
オスは印象的な姿です(写真上から1、2枚目)。全体として黒っぽいのですが、目は金色でよく光り、頭部は濃い紫色です。この特徴をすべて合わせると金黒羽白(きんくろはじろ)となります。この鳥は、写真にするのが難しかった。黒っぽい部分を同じように黒く撮るなら簡単ですが、頭部の紫色がなかなか出てくれません。光が当たる角度がよくないと、紫色になってくれないからです。
メスは体が茶色っぽい(写真3、4枚目)。4枚目の写真は、メスの若鳥ではないかと思われます。
なんだか図鑑的な説明になってしまいました。目が印象強いカモなので、どこかで見たら思い出してください。
見たことはあったのですが、写真にしたのは初めてです。このブログで紹介するのも初めてです。ということで、鳥の姿がきちんとわかる写真をアップしてみます。面白味がないのは、いささか気が引けますが。
キンクロハジロはオスが44センチ、メスが38センチ。だれでも知っているカルガモはオスが63センチ、メスが53センチなので、カルガモより一回り小さなカモです。冬鳥としてシベリアから日本に渡来する渡り鳥です。北海道の一部では少数が繁殖するようです。
オスは印象的な姿です(写真上から1、2枚目)。全体として黒っぽいのですが、目は金色でよく光り、頭部は濃い紫色です。この特徴をすべて合わせると金黒羽白(きんくろはじろ)となります。この鳥は、写真にするのが難しかった。黒っぽい部分を同じように黒く撮るなら簡単ですが、頭部の紫色がなかなか出てくれません。光が当たる角度がよくないと、紫色になってくれないからです。
メスは体が茶色っぽい(写真3、4枚目)。4枚目の写真は、メスの若鳥ではないかと思われます。
なんだか図鑑的な説明になってしまいました。目が印象強いカモなので、どこかで見たら思い出してください。
ラッコのようなキンクロハジロ ― 2012/01/06
引きつづき埼玉県で撮ったキンクロハジロを紹介します。前回は図鑑のような写真でしたが、今回はお遊び系でいきます。写真はすべてオスです。
「写真上・中」を見てください。このカモは、お腹を上にします。羽というか毛を繕っているようなのですが、思わず笑ってしまいました。初めはラッコのようだと思い、次に腹を出して寝る飼い猫のようだと思いました。目が金色なので、猫にも連想がいってしまいます。かわいいでしょ。機会があったら、また撮ってみたい鳥です。
「写真下」は、目で遊んだ写真です。反射光のところで羽繕いをしていたのでレンズを向けました。なな、なんと、水面に目がたくさん映っています。カモの目は茶系が多いと思いますが、金色ならではの現象です。
「写真上・中」を見てください。このカモは、お腹を上にします。羽というか毛を繕っているようなのですが、思わず笑ってしまいました。初めはラッコのようだと思い、次に腹を出して寝る飼い猫のようだと思いました。目が金色なので、猫にも連想がいってしまいます。かわいいでしょ。機会があったら、また撮ってみたい鳥です。
「写真下」は、目で遊んだ写真です。反射光のところで羽繕いをしていたのでレンズを向けました。なな、なんと、水面に目がたくさん映っています。カモの目は茶系が多いと思いますが、金色ならではの現象です。
おや、ゴイサギがいる ― 2012/01/06
埼玉で撮った写真ばかりをつづけていると、どこを見て歩いているんだといわれてしまいそうです。今回は、地元・東久留米の黒目川です。
ゴイサギがいるとしたらここだ、という場所があります。しばらく姿を見なかったのですが、数日前、ダイサギを追いかけていてゴイサギを発見しました。ダイサギが飛び去ってしまったのでカメラを片づけていたら、土手からパッと飛び立つ鳥がいました。近くの木の中に姿を消しました。それが写真のゴイサギです。
といっても、このときは撮れませんでした。しかし、この場所にいて、木の中に姿を消したということは、明日も必ずいるということです。予測どおり、翌日も翌々日もいてくれました。ただし、撮りにくい場所ばかり選んでいます。
「写真上」は、日陰からにのあたる場所に出てきたところ。黄色い足が見えるのは、歩いているからです。目の前の暗がりをじっとのぞいていました。
「写真下」は、上の場所よりちょっと離れた場所で、暗がりをのぞいているところです。魚をねらっているのですが、動きが止まるといつまでもこのままです。遊歩道を歩いている人もよく知っていて、「この鳥はホントに動かないよねえ」などと言って立ち去っていきます。
まだ当分の間、この場所にいると思われます。魚をとったところを撮らせてもらえないかなあ。
ゴイサギがいるとしたらここだ、という場所があります。しばらく姿を見なかったのですが、数日前、ダイサギを追いかけていてゴイサギを発見しました。ダイサギが飛び去ってしまったのでカメラを片づけていたら、土手からパッと飛び立つ鳥がいました。近くの木の中に姿を消しました。それが写真のゴイサギです。
といっても、このときは撮れませんでした。しかし、この場所にいて、木の中に姿を消したということは、明日も必ずいるということです。予測どおり、翌日も翌々日もいてくれました。ただし、撮りにくい場所ばかり選んでいます。
「写真上」は、日陰からにのあたる場所に出てきたところ。黄色い足が見えるのは、歩いているからです。目の前の暗がりをじっとのぞいていました。
「写真下」は、上の場所よりちょっと離れた場所で、暗がりをのぞいているところです。魚をねらっているのですが、動きが止まるといつまでもこのままです。遊歩道を歩いている人もよく知っていて、「この鳥はホントに動かないよねえ」などと言って立ち去っていきます。
まだ当分の間、この場所にいると思われます。魚をとったところを撮らせてもらえないかなあ。
おや、ゴイサギが飛んだ ― 2012/01/07
舞い降りるアオサギ ― 2012/01/07
羽ばたくハシビロガモのオス ― 2012/01/08
探していた鳥にやっとめぐりあえました。ハシビロガモのオスです。落合川にいることは聞いてきたのですが、ずっと見つけることができませんでした。ハシビロガモの番(つがい)が毎年やってくる黒目川でも、いたのはメスだけでした。
落合川でヒドリガモの数をかぞえていたところ、ハシビロガモのメスが1羽まざっていました。もしやと思って周囲を見回したところ、オスがいてくれました。うれしかったです。ハシビロガモのオスは実に美しい。頭が濃いグリーンで目は金色。胴体には茶、水色、黄金色、黒、白があってカラフルです。
そのオスが、1度きりでしたが羽ばたいてくれました。コントラストがつきすぎた写真になってしまいましたが、色はなんとか出せたかなと思います。
ハシビロガモの名前の由来は、嘴を見ていただければわかります。スコップのような形をしています。「ハシ」は嘴のこと。平べったいハシをもっているのでハシビロガモというわけです。英名は、Common Shoveler。「シャベルを持つ鳥」という意味です。
落合川でヒドリガモの数をかぞえていたところ、ハシビロガモのメスが1羽まざっていました。もしやと思って周囲を見回したところ、オスがいてくれました。うれしかったです。ハシビロガモのオスは実に美しい。頭が濃いグリーンで目は金色。胴体には茶、水色、黄金色、黒、白があってカラフルです。
そのオスが、1度きりでしたが羽ばたいてくれました。コントラストがつきすぎた写真になってしまいましたが、色はなんとか出せたかなと思います。
ハシビロガモの名前の由来は、嘴を見ていただければわかります。スコップのような形をしています。「ハシ」は嘴のこと。平べったいハシをもっているのでハシビロガモというわけです。英名は、Common Shoveler。「シャベルを持つ鳥」という意味です。
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