梅に雪2012/03/01

 2月29日はよく降りました。開花が遅れている梅のつぼみにも雪が積もりました。午後には雪もやみ、気温が比較的高いため、枝に雪が残ることはなさそうです。3月1日は気温が上がる見込みです。下がったり上がったり、この時期は体調管理も大変ですね。
 
梅に雪

梅に雪

梅に雪

雪にたたずむキジバト2012/03/01

 2月29日、降りしきる雪の中で、キジバトがじっとたたずんでいました。頭に雪が積もりかけると、ぶるぶるっと揺すって払いのけています。眠っているわけではありません。ときたま目を開けて、再び閉じての繰り返し。目に雪が入るのをいやがっているように見えました。
 木の陰に隠れれば楽だろうに、どうして外に出て雪に降られているのでしょう。行く冬を惜しんでいるのかもしれません。
 
雪にたたずむキジバト

雪にたたずむキジバト

雪にたたずむキジバト

水浴びするムクドリ2012/03/02

 ムクドリは集団で水浴びをします。入れ替わり立ち替わり、ばしゃばしゃと楽しそうにやっています。入れ替わるところがミソで、順番に見張り役を置いているように思えてなりません。下手に近づくといっせいに飛び去ってしまいますから。少しずつ間を詰めながら写真を撮るのですが、敵も然るもので、しっかり見られています。彼らが許容する距離があるに違いありません。
 黒目川遊歩道から写真を撮っています。おもしろいのは、自転車に乗って通り過ぎていく人だとか、まったく関心を示さずに通りすぎる人とかは、無意識に近づいても許容されていることです。同じことは、スズメでもあります。市街地に生活する鳥たちは人との距離感が近いだけに、人の動きを細かく観察しているようです。
 
水浴びするムクドリ

水浴びするムクドリ

案外美しいムクドリ2012/03/02

 たまにムクドリの写真を撮りたくなることがあります。羽が美しいと思えるときがあるからです。季節によるのか光の当たり方によるのか、まだよくわかりません。人間でいえば背中にあたる部分の羽は、きめ細かなディテールがあります。光に反射すると、なんともいえなく美しい。
 3枚の写真は、それぞれ別の個体です。「写真上」は、振り向きの姿。全体としてメリハリのある色合いをして、薄く油がかかったような光沢があります。「写真中」は、色の薄い鳥です。光沢感はありませんが、微妙な色合いが見て取れます。
 「写真下」は、いまけ。お腹の羽が見えるので加えておきます。 
 
ムクドリ

ムクドリ

ムクドリ

スズメの喧嘩2012/03/03

 黒目川の土手に群ながら餌をつついていたスズメたち。突然、2羽が争いを始めました。飛びながらもつれ合っています。思わず見とれて、写真を撮るのを忘れてしまいました。こりゃいかん。カメラを構えたときにはすっかり下火になって、喧嘩してくれません。ファインダーを覗きながら待つこと数分。ほんのちょっとだけ撮れました。しかし、背景の色に沈んでわかりにくい写真になってしまいました。
 
スズメの喧嘩

スズメの喧嘩

スズメの喧嘩

スズメの喧嘩

ウグイス いまだ鳴かず2012/03/03

 昨年、黒目川でウグイスの初鳴きを聞いたのはいつだったっけなあ。そう思ってメモを見返したところ、3月12日でした。案外遅かった。一昨年はどうか。2月25日のメモに「ウグイス初鳴き」とあります。いずれも私がその年初めて「ホーホケキョ」の声を聞いた記録です。厳密なものではありません。今年はいつになるのだろうか。
 2月29日に多めの雪が降ってから、「チャッチャッチャ」というウグイスの地鳴きがめっきり減りました。姿を消したのかと危ぶみましたが、藪の中にいました。2羽見ましたが、地鳴きしていませんでした。別の場所で地鳴きの声を聞きました。早く「ホーホケキョ」を聞きたいです。
 
ウグイス

ウグイス

首なが~い!2012/03/04

 ダイサギの首はほんとうに長いです。すくっと立つと、なかなかいい格好です(写真上)。魚をねらっているときは、首に溜をつくっています。魚をつかまえる瞬間、首が伸びきります(写真中)。さすがに、歩いているときは首を折り曲げています(写真下)。伸ばしたまま歩くのは無理でしょう。
 これだけ長い首に血液を送っているのだから、血圧も高いのでしょうか。キリンの心臓と脳との距離は2~3㍍といわれていて、血圧は哺乳類のなかでいちばん高いそうです。ダイサギもキリンも、首をあげるたびにめまいに襲われたのではシャレになりませんからねえ。
 
ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ

やっと見つけたジョウビタキ2012/03/05

 昨年秋以来、ずっと撮れなかったジョウビタキをやっと撮りました。今回は、メスです。今年は、この鳥もめったに見かけません。「いたっ!」と思うと、どこかに飛び去られてしまうことばかり繰り返していました。
 2月4日、雨が降りそうな暗いなか、黒目川で発見。枝から枝へ飛び移っていたのをしばらく追いかけながら撮りました。
 ジョウビタキは、スズメ目ツグミ科の鳥で、北の国からやってくる冬鳥です。全長は14㎝。スズメと同じくらいの大きさです。1羽で縄張りをもち、ほかのジョウビタキがくると追い払います。同じ場所でまた見られるかもしれません。
 オスは、頭から背中にかけて灰白色の帽子をかぶったような格好で、胸のオレンジ色がよく映えます。メスは、写真のように地味ですが、目元がかわいいので愛嬌たっぷりです。
 オスはこちらでご覧ください。
 
ジョウビタキ

ジョウビタキ

ジョウビタキ

ジョウビタキ