水も滴るビョウヤナギ2012/06/08

 これから梅雨が明けるまで、雨に濡れた植物がたくさん登場すると思います。ドクダミに続いて、今回はビョウヤナギです。雑草・野草のたぐいではなく、庭木として栽培されたものです。黒目川遊歩道に咲いています。
 色も派手ですが、賑やかなシベがよく目立ちます。快晴で撮るとうまくいきません。曇りの日か雨の日に撮ることにしています。ちょうど雨が降ってくれたので、水滴といっしょに写真にしてみました。花も葉も水をはじくようです。原産地は中国です。
 コントラストが強すぎて、しっとり感がなくなってしまいました。今度撮るときは、もう少し柔らかい写真にしたいと思っています。
 
ビョウヤナギ

ビョウヤナギ

ビョウヤナギ

ヒバリは「日晴り」?2012/06/08

 ギョギョギョのオオヨシキリもうるさいですが、こちらのヒバリもけっこううるさいです。なにせピーチク・パーチクですから。空高く舞い上がって、「チュルチュツチュル、ピチュルピチュル…」と鳴き続けます。歌うといってもいいかもしれません。縄張り宣言でしょうか。よく通る鳴き声です。うるさいとはいっても、ちっとも不快ではありません。のんびりした気分になります。
 実はこのヒバリ、オオヨシキリの写真を撮った近くにいました。シロツメクサが目に入ったのでちょっと眺めたら、鳥さんがいました。これまた大口を開けて鳴いています。なんとなく警戒していそうな雰囲気だったので、慌てて撮りました。ピントが甘いです。ということで、これもさいたま市で撮った写真です。
 熊本民謡「おてもやん」の合いの手にヒバリがでてきます。「ピーチクパーチクひばりの子 げんばくなすびのいがいがどん」と。これが「ピーチクパーチク」の語源なんでしょうかねえ。
 ヒバリは、晴れた日に鳴くから「日晴り」だという説と、「ピーピー」鳴くから「ピバリ」が転じたという説があるようです。万葉集の原文には「比婆理」とあるようです。普通は「雲雀」と書かれていますね。
 「美空ひばり」という芸名も、雲雀が歌うというイメージからきているのでしょう。
 
ヒバリ

ヒバリ

ヒバリ