ギョギョギョのオオヨシキリもうるさいですが、こちらのヒバリもけっこううるさいです。なにせピーチク・パーチクですから。空高く舞い上がって、「チュルチュツチュル、ピチュルピチュル…」と鳴き続けます。歌うといってもいいかもしれません。縄張り宣言でしょうか。よく通る鳴き声です。うるさいとはいっても、ちっとも不快ではありません。のんびりした気分になります。
実はこのヒバリ、オオヨシキリの写真を撮った近くにいました。シロツメクサが目に入ったのでちょっと眺めたら、鳥さんがいました。これまた大口を開けて鳴いています。なんとなく警戒していそうな雰囲気だったので、慌てて撮りました。ピントが甘いです。ということで、これもさいたま市で撮った写真です。
熊本民謡「おてもやん」の合いの手にヒバリがでてきます。「ピーチクパーチクひばりの子 げんばくなすびのいがいがどん」と。これが「ピーチクパーチク」の語源なんでしょうかねえ。
ヒバリは、晴れた日に鳴くから「日晴り」だという説と、「ピーピー」鳴くから「ピバリ」が転じたという説があるようです。万葉集の原文には「比婆理」とあるようです。普通は「雲雀」と書かれていますね。
「美空ひばり」という芸名も、雲雀が歌うというイメージからきているのでしょう。
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