カラスの青い目2012/07/01

 カラスが1羽、木にとまっていました。ほかの鳥の雛を襲う憎たらしい鳥ですが、この日は凛々しく見えました。とまっている木の姿と背景がよかったのでしょう。ハシボソカラスのようです。
 2枚目の写真を見ていただくと、青い目になっています。カラスが水浴びをするときに、見せる目の色です。鳥には瞬膜というのがあって、眼球を覆って保護する半透明の膜です。カラスは水浴びするときにこれをよく使う、というわけです。白く見えたり青く見えたりします。飛び立ったところで瞬膜を使うこともあるんですね。3枚目の写真では黒い目になっているので、瞬きするような感じで使ったのだと思われます。
 瞬膜はネコにもあります。カエル、一部の魚にもあるようです。
 さて、ハシボソガラスはガーガーと鳴き、ハシブトガラスはカーカーと鳴きます。ゴミ箱をよくあさるのはハシブトガラスの場合が多いようです。
 
カラス

カラス

カラス

大きくなったツミの雛2012/07/02

 久しぶりに短時間、ツミの雛を見に行きました。すっかり大きくなって、羽も生えかわり、猛禽らしくなってきました。羽を広げた写真を撮りたかったのですが、今回は撮れずじまい。またの機会にねらってみます。
 そこで、目を中心に撮ってみました。カメラを構える私と目が合ってしまい、雛は興味津々の顔で見ています。くりくりした目で、とってもかわいいです。黒目の周りが黄色いので、メスかもしれません。長女です。ほかに、まだ羽が真っ白な雛が2羽います。生まれた時期が違うようです。ツミは時間差で子育てするものなのか、たまたま時間がずれたのか、よくわかりません。
 関連記事は次の2つです。
 ■成長するツミの雛
 ■ツミの雛誕生
 
ツミの雛

ツミの雛

ツミの雛

ツミの雛

ツミの雛

いけずなゴイサギ2012/07/03

 あら珍しや、黒目川にゴイサギがいました。だれにでも見つかるところで、ぼうっとしています。大きな魚、とくにオイカワをとってくれないかなあ。カメラを構えて、まず1回シャッターを押しました(写真上)。どうもこちらを見たようです。抜き足差し足で動き出してしまいました(写真中)。どこへ行くのかと思ったら、茂みに隠れたつもりになっていました(写真下)。丸見えだよ、ゴイサギ君。そしてこのまま、微動だにせず。頼むから魚をとってよ。
 
ゴイサギ

ゴイサギ

ゴイサギ

母親に見守られて カルガモの雛2012/07/04

 黒目川にカルガモの雛がいました。ふだんは見かけない場所なので、ちょっとびっくり。雛がだいぶ大きくなったので、下流から上ってきたのでしょう。8~12羽ほどの雛を引き連れているカルガモですが、2羽しかいないところをみると、カラスや雨による増水などで被害を受けたのかもしれません。
 雛は母親の保護のもとで、ゆっくり休んでいました。雛の毛がぱさぱさした感じに見えるのは、汚れているのと抜け替わろうとしているのとが混じっているからでしょうか。元気に大きくなってね。
 
カルガモの雛

カルガモの雛

カルガモの雛

にっくきアオダイショウ2012/07/05

 今朝、友人に会ったら、悲しい事実を知らされました。みんなが見守っていたアオゲラ(日本固有種のキツツキ)の雛がアオダイショウにやられたそうです。自然の営みとはいえ、残念でなりません。雛の頭が赤くなって、アオゲラらしくなってきたところで、悲劇が起きました。たぶん3羽いたと思いますが、全滅のようです。
 昨年は、コゲラの雛がカラスにやられ、カワセミの雛が蛇の犠牲になりました。
 カルガモの雛もカラスや蛇に毎年食べられているはずです。
 1枚目の写真は、まだ目が開いたばかりのアオゲラの雛です。最近の雛は撮っていません。
 2枚目の写真は、メス親に餌をねだる雛です。
 3枚目の写真は、オス親です。オスの方が赤い帽子が大きい。
 
アオゲラ

アオゲラ

アオゲラ

カルガモ親子2012/07/06

 先日紹介したカルガモの親子にまた出合いました。一生懸命に動き回っていました。子どもは2羽しかいませんが、確実に成長しています。まだカラスに狙われる大きさなので、安心できません。
 忙しいためにゆっくり写真が撮れません。望遠が利くコンパクトカメラくらいしか持ち歩けないので、カルガモがいてくれると助かります。
 
カルガモ親子

カルガモ親子

カルガモ親子

カルガモ親子

コサギの羽繕い2012/07/07

 いまにも雨が降りそうな雲行きでした。黒目川遊歩道を駅まで急いでいたところ、コサギが1羽、じっと魚をえらっていました。オイカワをくわえてくれるかもしれません。期待に胸をふくらませてカメラを構えました。
 と、突然、羽を広げて繕いはじめました。こっちは急いでいるんだから魚をとってよ、という顔をしても、コサギは聞き入れてくれませんでした。3回ほど羽を広げたかと思うと、ひょいっと飛んで姿を消しました。コサギには裏切られ続けています。
 
コサギの羽繕い

コサギの羽繕い

コサギの羽繕い

マガモに似ているが2012/07/08

 落合川にいるマガモもどきです。マガモの雑種というべきか、雑種のマガモというべきか。マガモとどこが違うのか、と聞かれてもうまく説明できません。全体として派手すぎる気がします。ブルブルッとやってくれたので慌てて写真を撮ってみたら、嘴の先端が切れてしまいました。
 
マガモもどき

マガモもどき

マガモもどき