ツバメの子育て2012/08/05

 毎日乗り降りする西武線東久留米駅。あんまり暑いので、西口の日陰で休んでおりました。と、目の前をツバメが横切っていきました。あれっ? 今年は駅にツバメは来ていないはずなんだがなあ。行く先を追うと、天井近くに巣がありました。雛がオレンジ色の大口を開けています。いつの間に巣をかけたのだろうか。ちっとも気がつきませんでした。まだ生まれたばかりのようで、当分楽しめそうです。
 持っていたコンパクトカメラで写真を撮りました。感度を上げると画質が落ちるので、ISO400にしてシャッタースピードは20分の1秒。雛が口を開けたらシャッターを切ることにして、親が餌を運んでくるのを待ちました。音もなく近寄ってくる親がわかるんですね。目が見えているんでしょうか。親が近づくと自動的に口を開けます。だからこちらは、雛の口が開くのを待つだけでいい。
 親がいないときは、クテッとへばっています。これもまた、かわいいですよ。
 西口は、ツバメが毎年巣をかけます。2つか3つですが。「ツバメの糞に注意」なんていう看板も出ます。しかし、今年はずっとツバメの姿はありませんでした。たまに見ても巣をかけるところまでいきませんでした。寂しい思いをしていましたが、1つでも巣ができればうれしいものです。
 いま、日本野鳥の会が「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」をやっています。「ツバメは古くから里山の自然の中で生きてきた、人と自然との共存を象徴する野鳥です。ツバメが姿を消すとき、それは私たちにとっても懐かしい風景も消える時なのです」といっています。日本野鳥の会のホームページをのぞいてみてください。私は、会員ではありませんが…。
 
ツバメの子育て

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