銀色帽子のスタイリスト ジョウビタキのオス2012/11/09

 ヒンヒンというか、チンチンというか、可愛げな鳴き声がします。ジョウビタキに違いありません。11月に入ってから、鳴き声を聞くようになりました。きょうこそは姿を見たい。辺りを見回すと、民家の屋根にあるテレビアンテナにとまっています。ありがたいことにオスです。頭は銀色(灰白色)の帽子をかぶったように見えます。顔は黒くて、お腹はオレンジ。非常に美しい鳥です。
 アンテナでは面白くないので、飛んでくれるのを待ちました。1分ほどで飛び立ち、黒目川遊歩道の手すりにとまりました。本当は木の枝にとまってほしかったのですが、背に腹は代えられません。この際だから、写真が撮れるだけでありがたい。前方から人が歩いてきます。早くしないと、また飛ばれてしまいます。あわでず、かつ急いで、何とか撮りました。今季初撮りです。
 ジョウビタキはスズメ目ツグミ科の鳥で、体長は14センチ。スズメとほぼ同じ大きさです。日本では冬鳥です。オスもメスも、1羽で縄張りをもっているので、見た場所を覚えておくと、繰り返し見ることができる可能性が高いです。
 
ジョウビタキ

ジョウビタキ

ジョウビタキ

雨に濡れたハナミズキ Optioスナップ0162012/11/09

 東久留米駅西口ロータリーにあるハナミズキ。赤い実が雨に濡れていました。8000円で手に入れたPENTAXのコンパクトカメラ、OptioVS20なら濡れても惜しありません。どこまで撮れるかやってきました。なかなか実にピントが合ってくれません。撮りたい実の近くにある大きめの葉っぱにまずピントを合わせ、それから実の方にレンズを振って、モニタで確認しながら撮りました。肝心な液晶モニタはキメが荒くて、ピントをしっかり確認できません。そうなれば、もうこっちのもの。当てずっぽうにシャッターを切りました。そんなことだから、ピントが甘くなりますね。
 コンパクトカメラは、どうしても画質が平板になります。10月31日に紹介した「紅萌えて ハナミズキの実」は一眼レフで撮りました。見比べてみると、一目瞭然です。
 
ハナミズキ

ハナミズキ

ハナミズキ

秋深まってコサギ2012/11/09

 黒目川の桑の木も葉がだんだん黄色くなってきました。朝、葉に太陽が当たり、川面を黄色く染めていました。運良く、そこにコサギが1羽。逃げないように、静かに写真を撮りました。
 毎年、この時期になると、この場所にコサギがやってきます。同じ個体ではないと思いますが、ここを気に入るコサギがいるようです。写真の右手から小魚が泳いでくるからでしょう。待ちかまえていれば、食事にありつける。
 何回かシャッターを押して、もっと近づこうと思っていたところに、小さな孫を連れたおじいちゃんが自転車で通りかかりました。コサギを見て自転車を止め、孫を降ろして「ほれほれ、あそこに鳥さんがいるよ」などと説明を始めました。コサギはあわてて飛び去りました。子どもはコサギを見て喜んでいました。
 
コサギ

コサギ

コサギ

コサギ