ガビチョウ現る2013/05/01

 これも埼玉県で撮った写真です。久しぶりにガビチョウを見ました。中国から人為的に持ち込まれたものが籠抜けして広がった鳥です。侵略的外来種のワースト100に入っています。
 その鳴き声は大きく美しい。ネットで鳴き声を調べることができるので、ぜひ聴いてみてください。
 
ガビチョウ

ガビチョウ

ドジョウをくわえたダイサギ2013/05/02

 落合川でダイサギに出合いました。快晴に白い鳥なので、撮りにくいこと。どうやって撮ろうかなと思っていたら、ダイサギがこちらに寄ってきました。下を見ているので、魚を見つけたのかもしれません。バシャッと首を川に突っ込んで、くわえていたのがドジョウでした。
 ドジョウはヌメヌメしていて巻き付くので、すぐには飲み込めません。シャッターチャンスの時間が稼げるはずです。ところがダイサギはこちらを向いてくれません。しかも、大きな木が光を斑にしています。こちらも悪戦苦闘で写真を撮りました。
 ダイサギの嘴の先端をよく見ると、黒っぽく変色しています。嘴全体のオレンジ色も褪せています。夏の装いに変身する途中です。ダイサギは夏場、嘴が黒くなり、付け根が緑色になります。ドジョウより、その姿を見たい!
 
ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ

飛び去るアオサギ2013/05/03

 落合川遊歩道を自転車でゆっくり流していると、突然、上から何かが降ってきました。思わず急ブレーキ。落ち着いて見渡すと、あのでかいアオサギが舞い降りてきたのだとわかりました。音もなく飛んできた(当たり前だが)。
 自転車を端に置き、アオサギにカメラを向けると、そわそわし始めました。どうも人間が好きではないようです。飛ぶに違いないと思っていたら、やっぱり飛びました。
 アオサギは体長93センチ。日本にいるサギの仲間では最大です。翼を広げると160センチにもなります。この大きさで飛び上がるんだから、たいしたものです。1枚目の写真は、青いツルといってもおかしくありません。
 
飛び去るアオサギ

飛び去るアオサギ

飛び去るアオサギ

ハルジオンで遊ぶ2013/05/04

 自宅近くでハルジオンを撮りました。この花らしい姿がたくさんあったので、オブジェといってはオーバーですが、フォルムの面白さを意識して写真にしてみました。
 
ハルジオン

ハルジオン

ハルジオン

ハルジオン

ハルジオン

発見! カルガモ親子 11羽のヒナ2013/05/05

 黒目川を探し回って、やっと見つけることができます。カルガモヒナが生まれたことを2日前に知って、なんとか写真にしたいと思っていました。遊歩道から川を見ている人が3人いました。「カラスに食べられたらかわいそうだよね」「蛇もいるしねえ」と話し込んでいます。カルガモのヒナが近くにいるに違いない。周辺をゆっくり探したところ、いました! ちょっと離れた対岸で移動しています。
 写真を撮り始めると人が寄ってきます。「おっ、ヒナがいる!」「何羽だ?」「10羽くらいいそうだなあ」などと賑やかです。こういうときはしっかり数えてくれる人が現れるもので、「11羽で間違いない!」と教えてくれました。写真で確認したところ、11羽です。このヒナたちが何羽大きくなれるか。
 それにしてもヒナたちはわかいいです。ちょこまかちょこまかよく動きます。親とヒナがまとまったところを紹介します。
 
カルガモ親子

カルガモ親子

カルガモ親子

カルガモ親子

カルガモ親子

変貌を遂げたダイサギ2013/05/06

 ダイサギが見事に変貌を遂げました。嘴が真っ黒に変色し、嘴の付け根がモスグリーンになりました。夏羽のダイサギです。
 それにしても、急激に変化することを目の当たりにしました。貴重な経験でした。新しい順に4枚の写真を紹介します。1枚目から3枚目までは同じ個体です。4枚目も同じかどうかは定かではありません。
 1枚目は、5月6日の午後に撮りました。ほやほやの写真です。嘴はもっと黒くなると思われます。
 2枚目は、5月5日の午後に撮りました。たった1日の違いですが、緑が薄いです。
 3枚目は、5月2日の午後に撮りました。冬羽のオレンジ色が褪せて、嘴の先端から色の変化が始まっています。嘴の付け根はまだ黄緑です。ここから4日後には、1枚目の色になってしまうとは驚きでした。
 4枚目は、1月31日に撮りました。真冬のダイサギです。無理やりアップにしたので画像が荒れてしまいましたが、嘴は鮮やかなオレンジ色です。3枚目は順光で撮り、4枚目は逆光で撮っているので、厳密に色の比較はできませんが、色の違いははっきりわかると思います。
 
ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ

コチドリさんお目見え2013/05/07

 「市内にコチドリがいるよ」と教えてもらって、さっそく行ってみました。勇んで現場に到着したものの、姿はありません。どこかにお出かけなのかもしれません。他で写真を撮ってから再び訪れてみると、こんどはいてくれました。
 2羽います。番だそうで、交尾の写真を撮った人もいます。そんなチャンスには恵まれなかったので、とりあえず写真を撮ったところです。突然、飛び立つので、飛んでいる姿も撮れませんでした。
 コチドリは、名前のとおりチドリ目チドリ科の鳥です。体長は16センチ。スズメ(14センチ)よりちょっとばかり大きい。目の周りにあるオレンジ色のリングが特徴です。九州以北では夏鳥で、東南アジア方面から渡ってきます。石のあるところが好きで、この写真も小石が並ぶ河原で撮りました。食べ物はユスリカなどの小型昆虫と水生昆虫です。ジグザグに歩いて獲物を探します。
 1、2枚目がオスです。3、4枚目はメス。ほとんど同じなのでわかりにくいのですが、アイリングの後ろが真っ黒に見えるのがオスで、茶色っぽく見えるのがメスです。
 
コチドリ

コチドリ

コチドリ

コチドリ

カワセミと光2013/05/08

 3月半ばに4羽いたカワセミが黒目川から消えてから2カ月近く。ごくごくたまに飛んでいくカワセミを見送っていたので、1羽はいるだろうと思っていました。そしてやっと、写真を撮る機会に恵まれました。
 メスが葦にとまってじっとしています。動く気配はなし。お休みモードです。太陽に雲がかかったり雲がなくなったりするたびに、カワセミと川の表情が変わります。その変化で遊んでみました。
 1枚目、2枚目は、薄雲がかかった状態です。光が満遍なく回わっています。川面の明るさが勝っているような感じです。
 3枚目、4枚目は、直射日光がカワセミに当たっています。カワセミがぐっと前に出てくるような印象になりました。このとき、カワセミの喉にある白い毛が広がってくれたので、カワセミ自体の表情にも変化が出ました。
 どちらがいいか。私は1枚目、2枚目の方が好きです。
 
カワセミ

カワセミ

カワセミ

カワセミ