鈴懸(すずかけ)の木2014/02/11

 雪が降る前に撮った写真です。
 自宅から15分ほどのところにある清瀬市の雑木林を歩いていると、青空を背景に白い巨木があらわれました。茶色い木ばかりのところに眩いばかり。広角レンズを取り出して写真を撮ってしまいました。
 近づいてみると「モミジバスズカケ」と書いてあります。これが鈴懸の木なんだ。思わず口ずさんでしまったのが、「友と語らん鈴懸の径(みち)。通いなれたる学校(まなびや)の街…」でした。灰田勝彦が歌った「鈴懸の径」です。1942年(昭和17年)、戦時中に発表された歌です。もちろん私は生まれておりません!
 鈴懸の木は、春に花を咲かせ、秋に果実がなります。その果実が楽器の鈴に似ていることからこの和名がついた、とされています。モミジバスズカケというのは、プラタナスとも呼ばれることも、今回知りました。
 今年は花と果実の写真を撮ろうと思います。
 
モミジバスズカケ

モミジバスズカケ