ヒメオドリコソウも満開だ2014/03/28

 ヒメオドリコソウも一気に咲き出して、満開です。
 ポケット図鑑『日本の野草300』によれば、明治時代に東京で見出され、いまでは全国でごく普通に見られる帰化植物だそうです。原産地は、ヨーロッパ。ということは、江戸時代の人たちは、見ていないわけですね。
 明治時代以降、外来の植物が大量に日本に入ってきました。江戸時代の人たちが見る春の花々と、現代人が見る春の花々とは、ずいぶん違っているのだと思います。風景が違う。夏にしても、秋にしても、同じことがいえますね。
 オドリコソウという日本在来の植物があります。ヒメオドリコソウを大きくしたような感じの植物ですが、都市部ではほとんど見かけないのではないでしょうか。東久留米市の野草園にあるかもしれないので、機会があれば見に行きたいと思っています。
 
ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウ

春のヒヨドリ お弁当つけて2014/03/28

 黒目川遊歩道の手すりにもたれて休んでいました。見るあてもなく川面を眺めていると、オレンジ色に反射している場所がありました。温かみがあっていいな、と思っていたところにヒヨドリが飛んできました。手前の桑の木にとまって、辺りを見渡しています。
 そのヒヨドリとオレンジ色の反射とが重なって、いかにも春めいた雰囲気です。ゆっくり体を動かして、レンズをヒヨドリに向けました。動くなよ。シャッター音がしても、ヒヨドリは動きません。よく見ると、嘴にお弁当をつけています。何かを食べてきたようです。食後の休憩をするつもりで桑の木にとまったのかな。
 
ヒヨドリ

ヒヨドリ

ヒヨドリ

ヒヨドリ