メジロも日陰がほしかった2014/06/04

 ほんとに暑くなってきました。6月3日、北海道十勝地方の音更町駒場北町で最高気温が37度8分に達しました。北海道で観測された気温では、最も暑い記録だそうです。北見市と美幌町で37度2分、富良野市で35度4分。東京も30度を超えたようですが、北海道より涼しかった。なんですかね、これは。
 写真は5月31日の朝に、黒目川で撮ったもの。陽射しがもろに顔に当たったとき、目の前を茶色い小さな鳥が横切りました。スズメより細身に見えました。目で追うと、土手の桑の木に身を隠しました。いったい何という鳥だろうか。もしかして、この辺では珍しい鳥かもしれません。
 興味津々で桑の木の中を覗き込むと、重なり合った葉の間に、鳥がいます。桑の実がたくさんあるので、これを食べてくれればありがたい。見える場所に移動してくるまで見続けました。鳥の姿が見えたとき、思わず「な~んだあ」といってしまいました。いつもみかけるメジロでした。茶色く見えたのは、逆行だったからでした。
 メジロは桑の実も食べずに、葉の陰から出たり入ったり。直射日光を避けたかっただけのようです。
 それにしても、今年の桑の木は、葉が繁りすぎるほど繁っています。おかげで、実を食べる鳥の姿を写真にできません。ゆっくり時間をとって待ち構えなければいけないようです。
 
メジロ

メジロ

メジロ

メジロ

コサギのベロベロ2014/06/04

 突然、コサギが口を大きくあけました。それも何回も続けて。赤い舌も出しています。ブロックの上で静かにたたずんでいたので、その急変にびっくり。それでもすぐに終わると思っていました。ところが、数十回におよびました。何か悪いものでも食べたのでしょうか。写真を撮りながら、かわいそうになってきました。しかし、私の方が時間切れになってしまい、その場を離れました。
 この写真を撮ったのは5月18日でした。5月16日に「アオサギのベロベロ」を紹介したばかりだったので、ベロベロづいているなあと思ったものでした。コサギは、嘴の付け根から目にかけてピンクに染まっています。婚姻色です。6月に入ったいまでは、この色も消えているだろうと思われます。
 このとき以降、コサギを見る機会がぐっと減りました。最近の一週間は、コサギの姿をまったく見ていません。黒目川で写真を撮っている友人に聞いても、「コサギを見なくなった」といいます。ずっと下流のどこかで、子育てをしているのかもしれません。ベロベロのコサギは元気にしているのだろうか。
 
コサギ

コサギ

コサギ