コンデジ遊び(3) カワセミが来た!2015/02/08

 コンデジ(STYLUS SH-60)を持っているときに、運良くカワセミにめぐりあえました。それもオスです。メスばかり見てきたので、これにも感激。恋の季節が楽しみです。
 望遠と連写が武器とはいえ、連写をするとメディアへの書き込みに時間がかかって、シャッターチャンスを逃します。デジタルズームを使おうものなら、4枚目の写真のように塗り絵みたいな写真になってしまいます。そこそこの望遠で確実に1枚1枚撮ることにしました。動きを狙うことは難しい。
 
カワセミのオス

カワセミのオス

カワセミのオス

カワセミのオス

コメント

_ くさ ― 2015/02/08 12:59

こんばんは。

ああ、すばらしいですね...、引き続き、ありがとうございます (^^)
腕がよいのでしょう、きれいに撮れるものですね。
先日私も試し撮りに出かけた際に、まったく後ろを向いてくれなくて撮れなかった背中側...、とても美しいです。
 
最後の写真になると、やはりちょっと粗いですか? これで最高の48倍でしょうか? お腹の羽のもふもふ具合はいい感じです。 私が48倍にした時は、慣れていないもので、手ぶれでカワセミがぐらぐら画面から外れまくって大変でした(笑) (優良な「手ぶれ補正」が助けてくれても!) 同時にたいそうお手頃価格だったビクセンの望遠鏡(25倍)を購入していたのですが、その三脚にもたれかかるようにして撮る始末でした ^^;; きっと、黒目さんにはそんなことはないのでしょうね。
3枚目の写真くらいの倍率だと粗さが気になりません。

光の関係もあるかもしれませんが、黒目さんが普段ご愛用のカメラの方が、輪郭がくっきり、また、背景の奥行きがもっと立体的に感じる気がしました。(昨年12/17、11/23のカワセミ写真と比べてみると)

昨日の白梅はくっきりはっきりパリッと美しかったです。遠くの野鳥と近くの梅を撮るのではだいぶ違うかもしれませんが、いろんな場面で使ってみることが大切だな~~~と思いました。

ところで、カワセミの雌雄の違いはどこで見るのでしょう?

_ くさ様 ― 2015/02/08 22:40

こんばんは。
最後の写真は、相当粗いですね。
くささんのSH-1にも、デジタルズームと超解像ズームの2つがあると思いますが、粗い写真は超解像ズームで撮ったものです。何が違うのかと聞かれそうなので説明しておきます。
レンズが出たり入ったりして画角を決めるのが光学ズームといわれるものです。35mm換算で25mm~600mmというのがそれです。レンズを動かすことで倍率を変えます。これに対してデジタルズームは、撮った画像の一部を切り取って拡大します。レンズの機能は600mmですが、600mmで撮った画像を2倍に拡大すれば1200mmに見えるというだけの話。画像が粗くなるのは当たり前ですね。超解像ズームもデジタルズームの一種で、画像のシャープさを強めて処理します。デジタルズームに手を加えて粗くみえないように加工するといえばいいでしょうか。しかしそれも程度の問題で、もともと粗い画像にシャープをかけるので、やっぱり粗いです。
デジタルズームも超解像ズームも、ピントが甘くなります。甘いピントに加えて画像が粗くなるので、しゃっきりした写真にはなりません。画質は犠牲にしても大きく撮りたいときには便利ですが…。
SH-1にしてもSH-60にしても、ファインダーがありません。両腕を宙に浮かしてシャッターを切ることが増えます。これはもっともブレやすいポーズです。だからブレ止め機能が発達しました。ファインダーがあれば、脇をしめカメラを額にあてるなどしてブレを止める条件が増します。この種のカメラを使って望遠で撮る場合は、カメラを安定させなければなりません。私は遊歩道にある手すりに両腕を置いて、左手をカメラの下に敷き、下から包み込みます。右手はかるく添えて、人差し指の腹(先端ではない)で静かにシャッターを切ります。腕が宙に浮いていたら必ずブレます。1回シャッターを切ったあと、ちょっとカメラを動かすと被写体をはずしてしまう危険もあります。望遠で被写体をはずすと、探すことが困難になるので、撮る方は慌ててしまいます。これがブレを増幅させます。近くで利用できる物を使ってカメラを固定することが大事だと思います。くさんさんが、もたれかかるように撮ったことは大正解です。
ブログの写真が比較的きれいなのは、撮った写真をそのまま紹介しているわけではないからです。画像ソフトで私なりにコントラストや明るさを調整してから紹介しています。
私愛用のカメラで撮った写真には奥行きがある、というお話でした。この理由ははっくりしています。レンズの明るさの違いが決定的です。コンデジは望遠にすると絞りの値が高くなってしまって、背景のボケ具合がすくなくなります。画像素子が小さいこともボケを少なくします。ピントが奥まで合ってしまうので、どうしても立体感が失われます。明るいレンズを搭載したコンデジもありますが、高いです。
カワセミの雌雄の違いは、ブログの本体で紹介しました。すぐにおわかりいただけると思います。

_ くさ ― 2015/02/09 12:44

またまた、初心者の先読みをして懇切丁寧にご説明くださってありがとうございます。大変よくわかりました。

先日いただいた「倍率と画質」「保存方法」のお話も、ワードにコピペして、白黒を反転して(そのままプリントするとインクが大変なことになるので...^^;;)、印刷してじっくり読み返しました。わかりやすく噛み砕いていただいて、とても勉強になります。ありがとうございます。

> デジタルズームも超解像ズームも、ピントが甘くなります。甘いピントに加えて画像が粗くなるので、しゃっきりした写真にはなりません。> なるほど...。私が「いまひとつ」と感じたことは、宿命的なことだったのですね。

> SH-1にしてもSH-60にしても、ファインダーがありません。両腕を宙に浮かしてシャッターを切ることが増えます。これはもっともブレやすいポーズです。> はい、それも、まさにそのように感じていました...。こんなにグラグラしちゃうのは、あ、覗く小窓がないからだね、って。

> 私は遊歩道にある手すりに両腕を置いて、左手をカメラの下に敷き、下から包み込みます。右手はかるく添えて、人差し指の腹(先端ではない)で静かにシャッターを切ります。> 目に浮かぶような状況説明をありがとうございます。納得しました。

> 望遠で被写体をはずすと、探すことが困難になるので、撮る方は慌ててしまいます。これがブレを増幅させます。> まさにそのとおりでした。黒目さん、どこかで私のこと見てました?^^?

> 画像ソフトで私なりにコントラストや明るさを調整してから紹介しています。> なぁるほど...。いろいろ技があるのですね。シロートはどこまで行ってもシロートです...。

一眼とコンデジの違い、コンデジの限界がよくわかりました。それはそうですよね、装備もお値段も違いすぎます。だから、気軽に足を踏み入れることはとにかくできて、「なんちゃって」なんですよね。私はあくまでも「なんちゃって」路線で、ささやかに楽しんでいきたいと思います。

でも、SH-1で、とてもうれしかった発見があるんです。それは、自分撮りが上手にできること!

野鳥ではなく我が家の飼い鳥ですが、いつも一人+二羽でいるため、誰かに撮ってもらおうとしても、なかなか神経質でうまくいきません。また、お願いする相手が私のカメラに慣れていないということもあります。

それが、自分撮りだと、すべて解決できるんです! 鳥たちもリラックスしたまま、いつもの表情で撮れます。

野鳥をきちんと撮るには少々ムリのあるSH-1でも、こんな使い方もできて、買ってよかったなーーーと思いました ^^

なお、「カワセミの雌雄の違い」についてもありがとうございます。図鑑には「雌雄ほぼ同型」なんてそっけない記述しかありませんでした。黒目さんの方が頼りになりますね。

_ くさ様 ― 2015/02/09 23:42

丁寧に読んでいただいて恐縮です。
カメラのことを文字で説明するのは難しいですね。
写真は、カメラとレンズという光学機器を使って表現するものなので、どうしても仕組みがついてまわります。気にしないで撮っているときはいいのですが、あれっと思ったときに原因がわからないことがよくあるのではないかと思います。
コンデジは一眼レフより機能的に劣ることははっきりしています。しかし、コンデジをどうやったら操れるかを考えて使うところが醍醐味です。なので、一眼レフより神経を使ってしまいます。遊べなくなる遊びをしているような感じです。
自分撮りに威力を発揮しているとは、考えつきませんでした。いろいろ遊んでください。
図鑑というのは知りたいことが書かれているとは限らないので、野鳥図鑑を数種類もつはめになりました。詳しい人はどこにでもいるもので、物知りから教えてもらうことの方が生きた情報になります。それでずいぶん助けられました。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kurome.asablo.jp/blog/2015/02/08/7567326/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。