コサギの水飛ばし2016/07/19

 カンカン照りの黒目川。遊歩道を歩くだけで頭がくらくらしてきます。なのに鳥はいない。心の中で「なぜいない」とつぶやいていたら、遠くに白いものがわずかに動きました。ついにコサギの幻影を見るに至ったか。熱中症手前かもしれません。喉もカラカラです。
 自動販売機まであとわずか。ひょいと川に目をやると、コサギが1羽、私を見ています。遠くで舞ったのはお前であったか。現(うつつ)でなによりです。喉の渇きも忘れてカメラを向けてしまいました。大きな魚をくわえてくれよと念じるも、嘴はただ水を飛ばすばかり。
 
コサギの水飛ばし

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