キアゲハは毛むくじゃら2016/09/01

 自宅近くにある雑木林の入り口にキアゲハがいました。ヤブミョウガの実にとまっています(1枚目と2枚目の写真)。しめしめ、アップで撮ってやろう。コンデジをマクロの設定にして、手だけ伸ばしてカメラを蝶に近づけました。さあシャッターを切ろうと思った刹那、蝶は舞い上がってしまいました。姿を追うと、私の頭の上で円を描いて飛んでいます。そこで、ヤブミョウガから離れみました。じっと動かずにいると、蝶はヤブミョウガに舞い戻ってくれました。ありがとう!
 再びカメラを近づけると、今度は撮らせてくれました。調子に乗ってさらに踏み込んでみたら、また飛ばれてしまいました。同じように円を描いて、こんどは杭の上にとまりました。それならばとカメラを近づけて…。そんなことを何回か繰り返しました。蝶に遊ばれたのかもしれません。一瞬、強い風が吹き抜けました。キアゲハはその風に乗って姿を消しました。
 アップで撮ってみて気づいたのは、キアゲハの胴体は毛むくじゃらだということでした。
 4枚目の写真の右下に、蟻が写っています。蝶が巨大生物になったように見えます。
 
キアゲハ

キアゲハ

キアゲハ

キアゲハ

キアゲハ

キアゲハ

コメント

_ くさ ― 2016/09/06 20:59

こんばんは。
たいへん遅コメントでごめんなさい。
リアルタイムで、夜、アップの直後に拝見して「うわっ!」とのけぞったのに、なかなかコメントをできずにいました。
ものすごい迫力ですね!!!!
黄緑色に光るまるっこい葉と、紫の実と、粉っぽいバナナのようにたわわな?キアゲハの腹部、作り物みたいに現実感に欠ける感じがとても面白いです。鮮やかですね。
私は最近田園地帯や海に行っているので、今までとちょっと違う鳥に出会っています。8/16はタマシギを(メスがオスを呼ぶ声を聞き、感激しました)、9/2にカツオドリのヒナを上げてみました。最近はアオバトに挑んでいますが、波のある海、そして空抜けになったりの背景で、ある程度近い群れを撮るのが大変に難しいです。

_ くさ様 ― 2016/09/06 22:30

こんばんは。
虫ってアップで撮ると、現実離れした写真になりますね。
蝶などは風景のなかに落として美しく撮るのも楽しいですが、
>、粉っぽいバナナのようにたわわな?キアゲハの腹部
みたいに撮れると、別の味わいになります。
小笠原のあとは大磯ですか。
なかなかの行動力ですね。
FB拝見しました。
全体として、鳥に振り回されて撮っている感じがします。
撮り始めて間がないので、写真をたくさん撮って、たくさん失敗して、その経験から自分なりの写真ができあがってくるので、失敗をいやがらないことが大事です。
群れを撮るのは非常に難しいです。ただ群れていても意味がありませんからね。鳥たちが重なりすぎても、なんだかわからなくなる。たとえば、鳥たちの向きがそろっているだとか、飛び立つ方向がそろっているとか、見ている方向がそろっているなかに1羽だけ別の方向を見ているのがいるだとか、ベクトルがいるんだと思います。群れが醸し出すリズムといえばいいでしょうか。数が多いほど難しい。そこまで待つだけの辛抱ができるか。苦労するところがたくさんありそうですね。
ピントについていえば、600mmズームに対して、カメラの力が不足している可能性があります。ピントが合うまでに時間がかかりすぎるかもしれません。それは仕方がないので、その範囲で撮れる方法を考えると慌てないですむかもしれません。
カツオドリのヒナは、妙な雰囲気を醸し出していますね。白い産毛が抜けて親の色になっていくのだと思いますが、どんくさそうに見えます。

_ くさ ― 2016/09/07 18:54

こんばんは。
>別の味わいになります。
って..........^^;;。。。。 味わい、ですか......(苦笑)
>鳥に振り回されて撮っている感じがします。
やはり、お見通しですね。指摘されて初めて気が付きました^^;
この「振り回され感」は、そういうことだったのか、と。だって、季節の鳥(とかヒナなど)がたくさんいるんですもの。夏はヒマだと思っていたら、これが、思いのほか忙しかったのです。
群れが難しいのは、構図もさることながら、もっと初歩的なところで「ピント」です。フォーカスポイントを多くすると虻蜂取らずですべてピンボケになることが多いので、いろいろ試した結果、大抵はAF-SのシングルポイントAFで撮っています。アオバトなどの群れが飛ぶのをシングルで追うのもラクではありませんが、すべてがピンボケになるよりはマシです。ぴしゃっと決まるととてもうれしいですが、なかなか(笑)
>600mmズームに対して、カメラの力が不足している可能性があります。>ピントが合うまでに時間がかかりすぎるかもしれません。
そう言っていただけて、納得しました。実際合焦するまでに「どうしてこんなに時間がかかるんだろう?」と疑問に思ったので、それは間違いでなかったことがわかって安心しました。
>それは仕方がないので、その範囲で撮れる方法を考えると慌てないですむかもしれません。
ありがとうございます。その通りですね。
調子よくFBで上げていても、こういった指摘をくださる方はいらっしゃいませんから、黒目さんのお言葉は本当に有難く、納得できます。いつもありがとうございます。

_ くさ様 ― 2016/09/07 22:23

こんばんは。
味わいです!(笑い)
>フォーカスポイントを多くすると虻蜂取らずで
これはAF-Cの場合に39点を選ぶか11点を選ぶか、という話でしょうか。
AF-Cの39点で600mmを使っても、追いかけられないと思います。
カメラにそれだけの力がない。
55-300mmのレンズをつけてAF-Cの39点で撮っているときは、それなりに撮れたと思いますが、600mmレンズのピンを動かすには荷が重いでしょう。
AF-Sにするのが正解だと思います。
ピントは写真の命なので、撮りたい被写体にきっちり合わせて、連写のうちの最初の1~2コマにかける。そこは割り切りが必要です。カメラの性能に合わせて写真が撮れる。これ、うまい人の条件です。
だんだんカメラ・レンズの沼にはまっていく自分を感じるでしょう。
これが怖いのよ!

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