スポットライトのカワセミ君2016/10/22

 昨日のつづきです。光が斑で撮りにくかったと書きました。どうしようかなあと思っていたときに、カワセミが体の向きを変え、下に流れる川を見つめました。魚を捕る構えです。
 目つきが鋭くなったころ、太陽の光がカワセミだけに当たってくれました。ピンスポです。これはありがたい。露出を明るいところに合わせてシャッターを切りました。とまっている鳥でも、こういう写真が撮れると楽しいものです。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
 
カワセミ

カワセミ

カワセミ

カワセミ

コメント

_ くさ ― 2016/10/24 20:16

こんばんは。
本当、真剣な顔のカワセミくんですね。魚を狙う時は、こんなに研ぎ澄まされた顔をしているのですね。気圧されるような雰囲気の伝わってくる写真です。それはそう、命をとるかとれないかの一発勝負なんですものね。バックが暗いのも、カワセミの意思の強さを表すかような青を際立たせています。
先日ハヤブサを撮っていて、狩りをして他の鳥を獲るのは迫力だけれど、怪我や病気で狩りができなくなれば、衰弱して自分の命が儚くなるのも早いのだろうな、なんて考えていました。カワセミも同じですね。魚を獲れなくなれば、命をつなぐのは難しくなるでしょう。自然は容赦ありませんが、気高いですね。

_ くさ様 ― 2016/10/24 22:31

こんばんは。
この写真は、写真的効果のなせるわざです。
目で見ているときは、背景はもっと明るいです。
光があたったところの露出で撮っているので、
背景が実際より暗く写ります。
だからよけいにカワセミの表情が引き立ったのだと思います。
簡単にいえば、ラチチュードの妙味です。
人間の目は、明暗差に対してかなりの幅で見ることができますが、
カメラは明暗差が大きいと再現できません。
その特徴をわざと使って撮るんです。

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