畔のコチドリ 作品展から(1)2016/10/07

 先日開催した作品展の展示写真をブログに掲載してほしい、という要望を何人かの方からいただきました。ありがとうございます。9枚の写真を「鳥たちの四季」というくくりで展示しました。作品展の順番とは異なりますが、順に紹介させていただきます。
 1回目は、初夏の写真です。5月に埼玉県で撮りました。コチドリは夏の鳥。田植えが終わった畔にたたずんでいました。田に水が引かれた雰囲気と苗の色、光の反射を出したかったので、あえて逆光側に回り込みました。
《Nikon1 V1 + NIKKOR 300mmF4》
 
畔のコチドリ

カラスは黒くない2016/10/08

 挑発的な題名にしてみました。「どうみても黒いじゃん」といわれればその通りなんですが、よく見ると複雑な色を持っています。1枚目の写真はよくわかると思いますが、羽は青や紫を感じます。喉元にはうっすら緑も感じます。カラスが水に入ってくれると、もっと色が出ます。濡れ羽色(黒く青みのあるつややかな色)というんでしょうか。今回は、濡れてくれませんでした。
 カラスの色がよくわかるのは、雨の日や曇った日です。快晴の日は黒くしか見えません。写真の鳥は、ハシブトガラスだと思います。
《OLYMPUS STYLUS1》
 
ハシブトガラス

ハシブトガラス

ハシブトガラス

木屑を飛ばすコゲラ 作品展から(2)2016/10/09

 先日開催した作品展の展示写真を紹介しています。今回は2回目。木屑を飛ばすコゲラです。自宅近くの雑木林で撮りました。巣作りのための穴掘りです。木屑の飛び方でその勢いがわかります。
《Nikon D40x + AF-S NIKKOR 70-300mm VR》
 
木屑を飛ばすコゲラ

赤銅色に染まる川 作品展から(3)2016/10/10

 作品展に出品した写真を紹介しています。題名はブログ用で、作品展とは違っています。
 真冬の黒目川は、いろいろな色に染まります。朝、対岸の家に反射した日光が川面に当たりました。赤みを帯びた朝の光が茶色い家に当たり、川面は赤銅色に。コサギの白が引き立ちました。
《Nikon D300s + AF-S NIKKOR 70-300mm VR》
 
赤銅色に染まる川

ブルーの水面 作品展から(4)2016/10/11

 東久留米を流れる清流、落合川。冬の夕方、水面がブルー染まりました。ゆったり浮かんでいたオナガガモのメスが、いきなり飛び立ちました。ブルーに染まったのは、西日が橋を照らし、青く塗られたペンキが川面に反射したためです。種明かしすると、つまらなくなりますね。
《Nikon D300s + AF-S NIKKOR 70-300mm VR》
 
飛び立つオナガガモ

コサギ 小魚は捕ったけれど…2016/10/12

 今朝は青空が広がりましたが、風は冷たかった。富士山もよく見えました。
 黒目川には相変わらず鳥がいません。やっとコサギを1羽、みつけました。これでもラッキーな方です。秋の冷たい風が心地よいのか、静かにたたずんでいます。私としてはたいへん困る。猫だって鼠がちょろちょろ動くから追いかけつ気になるはずです。コサギが動いてくれないとシャッターを押すチャンスがないじゃないですか。
 ねえ、ちょっと動いてくれないかなあ。心の中でぶつぶつ言っていたら、魚を捕るようなそぶりを見せました。そうこなくっちゃいけません。しかし、目からやる気を感じません。嘴を水に突っ込むのですが、空振りばかり。動作がおざなりです。
 何度か空振りした後、小さな魚をくわえました。やる気の度合いと比例している感じです。とはいえ、あまり見ない魚です。珍しい魚かどうかは、さっぱりわかりません。
 コサギは、あっという間に食べてしまいました。そして、飛び去りました。
《Panasonic Lumix-G6(一眼ミレーレス) + 100-300mm》
 
コサギ

コサギ

コサギ

コサギ

コサギ

コサギ

コサギ

たたずむスズメ 作品展から(5)2016/10/13

 ムラサキシキブの枝にとまるスズメです。実の色がいかにも秋。背景が好きだったので、実は最小限にしました。スズメは夏に生まれたばかりの若様だと思います。
《Nikon D5200 + AF-S NIKKOR DX 55-300mm》
 
スズメ

スズメが群れだした2016/10/14

 黒目川にスズメの群れを見るようになりました。土手の実を食べに来ています。ちゅくちゅくちゅくちゅく、スズメのおしゃべりは楽しそう。そのかわり、ちょっと立ち止まっただけで逃げ出してしまいます。
 1つの枝に群れてくれればいいのですが、期待通りにはいきません。1羽ずつ写真にするしかありませんでした。
 スズメたちをよく見ると、嘴の付け根が黄色いことがわかります。この夏に生まれた若者たちだと思います。
《OLUMPUS STYLUS SP-100EE》
 
スズメ

スズメ

スズメ

スズメ