ハグロトンボの長い影2021/08/30

 夕方、久しぶりに落合川まで行ってきました。猛烈な暑さはきょうまでのようで、明日からは雨か曇りが続くといいます。いまのうちに、ハグロトンボを撮っておこうと思ったからです。
 この時期になると数は減っているだろうと予想していましたが、やっぱり少なかったです。遠いところばかりにいたので困っていたところ、近くのブロックにメスがとまっていました。西日を受けて翅の影が長く伸びています。秋っぽい感じも漂っていたので、そのシーンを撮ることに決めました。
 ハグロトンボが翅を広げるのを待って、シャッターを切るようにしました。翅に光が反射することを期待して。翅が閉じていると、濃い茶色だけになってしまいます。水辺であることを示すために、流れを入れた写真も撮りました。
 とまっていたのがメスではなくオスだったら、もっと雰囲気は違っていたかもしれません。オスの胴体は金緑色で輝いています。翅に光が当たると濃い紫色に光ります。メスは地味なんです。
 
ハグロトンボの長い影

ハグロトンボの長い影