秋色の蝶2022/10/08

 少し気温が上がって楽になりました。夜7時すぎに雑木林の脇を通ってきたら、鈴虫が大合唱していました。一昨日と昨日の夜は12~13度くらいまで下がり、鈴虫の鳴き声も途絶えていました。あまりに短い秋に虫たちも驚いていたのではないかと思います。
 さて、キバナコスモスが咲いている場所に行ってみると、ツマグロヒョウモンがあちこちで蜜を吸っていました。花と蝶を重ねて撮ってみました。
 
秋色の蝶

秋色の蝶

秋色の蝶

お気に入りの枝 カワセミ2022/10/09

 ちらっとカワセミの飛ぶ姿を見た気がしたので、周辺をゆっくり見て回りました。が、見つかりません。ちょっと離れた場所にお気に入りの枝がるので、そこまで移動しているかもしれません。わかりにくい場所だけに、カワセミにとってはゆっくりできる場所です。
 予想は大当たりで、ちゃっかり羽を繕っていました。水に飛び込んだ後のようです。雨が降りそうで暗い。カワセミのいる場所はもっと暗い。羽繕いで細かく動かれると、ブレてしまって撮れません。カワセミは緊張感もなく、向きを変えてみたりしてのんびり過ごしていました。そして、数分後に飛び去っていきました。
 
カワセミ

カワセミ

カワセミ

カワセミ

力強いコサギの飛び出し2022/10/10

 コサギを見ていて印象強いのは、運動神経の良さです。実に俊敏。それをいろんなケースで写真にできればいいのですが、私には難しい。
 コサギの飛び立ちも俊敏さを感じる瞬間です。写真は5枚の連写ですが、飛び出しながらカーブしていくので、制御能力の高さを見せつけます。そのぞれの写真はトリミングを変えてあります。
 今回のように一連の動きを撮とうろとするときは、羽を広げた全体が入るように画角を決めます。なので、羽が開いていないきは、ずいぶん小さく撮れてしまいます。鳥は羽を広げているかどうかで大きながまったく違うので、見極めが難しい。飛び出しを1枚だけで決めたいときは、もっとアップで撮って迫ってくるような写真を撮りたくなります。なかなか成功しませんが…。
 
コサギの飛び出し

コサギの飛び出し

コサギの飛び出し

コサギの飛び出し

コサギの飛び出し

カンナの茎にとまったカワセミ2022/10/11

 黒目川遊歩道で友人と話をしていたら、いきなりカワセミがあらわれて、目の前にとまりました。その場所にとまる姿は見たことがなかったので、二度びっくり。友人に「ちょっと待っていて」といって、とにかくシャッターを切りました。カワセミは止まっているだけで、魚を狙う様子はありません。早く撮らないと移動してしまいます。
 横位置と縦位置を撮ったところで、カワセミは飛び去っていきました。こんなこともあるんですね。友人に会うまでは、カワセミを探し続けていたのですが、発見できないままでした。それがいきなり飛び出してきたわけですから、運がよかったです。
 カワセミがとまっているのは、花が落ちたカンナの茎です。近くには黄色い花をつけているものもあります。さすがに花にはとまらないと思います。
 
カンナの茎にとまったカワセミ

カンナの茎にとまったカワセミ

カンナの茎にとまったカワセミ

ヒドリガモがやってきた 今季初撮り2022/10/12

 冬の使者、ヒドリガモがやってきました。10月11日、午前6時45分、黒目川で見ました。今季初。メスがたった1羽だけ。2時間後、同じ場所に行ってみましたが、姿はありませんでした。12日の朝も姿を見ることはありませんでした。黒目川で移動したのか、落合川や柳瀬川など他の川に移動したのか。ヒドリガモは群れで移動するはずなので、どこかに集団があるはずです。時間を見て落合川に行ってみるつもりです。
 東久留米市では、落合川に毎年30羽ほどがやってきます。ここ数年は、十数羽のヒドリガモが黒目川にもやってくるようになりました。落合川から移動してくるのか、別の集団なのかはわかりませんが、もしかすると行き来している個体もあるかもしれません。
 ヒドリガモがやってくるのは10月20前後ではないかと思っていたのですが、予想より早かったです。オスがきれいなので、オスの到着が楽しみです。カルガモはガーガーとやかましいですが、ヒドリガモはヒューヒューと優しい声で鳴きます。
 
ヒドリガモ

ヒドリガモ

ヒドリガモ

小魚ばかり食べるダイサギ2022/10/13

 コサギにしろ、ダイサギにしろ、アオサギにしろ、小魚ばかり食べています。それなりに大きい魚もいるはずなのですが、漁がしょぼいです。黒目川の川底は、水草が覆っています。その分、見つけにくくなっているのでしょうか。水草の中にいる小魚をぱくついているという感じです。
 写真のダイサギもそれで、川に頭を突っ込みながら、銜えるのは小魚ばかり。その数はかなりのものになると思われます。
 
小魚を食べるダイサギ

小魚を食べるダイサギ

小魚を食べるダイサギ

雨に濡れたコムラサキ2022/10/15

 雨ばかりで気分が晴れません。気温が低いのはかまわないのですが、空がどんよりし続けているのがいけません。黒目川も秋の風情なんですが、光の反射を使って写真が撮れないのは、かなりのストレスです。
 どうしようかなあと思いながら黒目川遊歩道を歩いていたら、濡れたコムラサキが案外いい雰囲気なので、シャッターを切りました。乾いていたらつまらなかったと思います。遊歩道から川をのぞきこんで撮りました。
 
雨に濡れたコムラサキ

雨に濡れたコムラサキ

雨に濡れたコムラサキ

ミゾソバの蜜を吸うセセリチョウ2022/10/15

 久しぶりに落合川に行ってみました。今年はあまり勢いを感じませんでしたが、あちこちにミソぞ場の花が咲いています。近くで見られる場所があったので近寄ると、セセリチョウが蜜を吸っていました。初めて見たので、ちょっとびっくり。
 ミゾソバの花は、金平糖によく似ています。ピンクの粒のまとまりが花かといえばそうでもないようで、粒が開いて花を咲かせます。その開いた花から蜜を吸っていました。
 手元にある『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』によれば、ミゾソバは、あぜや休耕田、水辺などで大群落をつくる1年草です。夏の終わりから秋にかけて花を咲かせます。黒目川にもたくさん咲いています。
 
ミゾソバの蜜を吸うセセリチョウ

ミゾソバの蜜を吸うセセリチョウ

ミゾソバの蜜を吸うセセリチョウ