背中が美しいジョウビタキのオス2023/03/01

 例年、春先になるとジョウビタキをよく見ます。今年も同じで、最近は、毎日見ます。冬場はほとんど見なかったのに。
 逆光の位置にジョウビタキのオスがいました。オスは顔が黒くて、銀色っぽい帽子をかぶっています。目に光が入らないとのっぺらぼうになるので、顔の動きを見ながらシャッターを切りました。
 オスの美しさは、背中にあります。色合いがなんともいえません。お腹はオレンジ色なので変化に乏しいので、どうしても背後から撮りたくなります。
 
ジョウビタキのオス

ジョウビタキのオス

ジョウビタキのオス

ジョウビタキのオス

桜の枝にとまるジョウビタキのメス2023/03/02

 きょうは激しく天候が変わりました。朝は西半分が晴れ、東半分が曇り。次第に晴れ上がり、昼間はポカポカ。腕まくりして外を歩けました。夕方から曇りに転じ、一時は小雨が降り、夜に入って北風が、それも強風が吹き荒れました。一気に冷え込んだので、寒いのなんの。冬と春とのせめぎあいは当分続きそうです。気温の変化が大きいので、何を着ていいのか困ってしまいます。
 さて、ジョウビタキのメスが桜の枝にとまっていました。メスは目がかわいいから好きです。なぜ季節の変わり目によく見かけるのか。冬場はいなかったのか、たまたま発見できなかったのか。
 桜の蕾も膨らんでいます。着実に春は前にすすんでいますが、開花が例年より早いそうです。なんだか追いかけられているようで気ぜわしい。
 
桜の枝にとまるジョウビタキ

桜の枝にとまるジョウビタキ

桜の枝にとまるジョウビタキ

桜の枝にとまるジョウビタキ

早春の川面とカワセミ2023/03/03

 黒目川の土手はあまり風情がないので、早春の川面をバックに撮ってみました。逆光で撮っています。ちょっと左右に動くだけで川面の雰囲気ががらりと変わります。1枚目がいちばん春っぽいでしょうか。
 
早春の川面とカワセミ

早春の川面とカワセミ

早春の川面とカワセミ

水温んでヒドリガモ2023/03/04

 気温は上がったり下がったりですが、日差しは春そのものです。水面の色も暖かい感じになっています。3月初旬ですから「春は名のみの…」ですが、あえて「水温む」の季語を使いました。3月半ばごろがもっともふさわしいようですが、カメさんも川に出てきていますし、黄色いカラシナの花も咲き始めました。水に浮かんでいるヒドリガモものびのびしているように見えます。
 ヒドリガモたちが北国に帰るのは、3月半ばごろ。入れ替わりにツバメがやってきます。ウグイスがホーホケキョと鳴き始めます。
 
早春の川面とヒドリガモ

早春の川面とヒドリガモ

早春の川面とヒドリガモ

早春の川面とヒドリガモ

早春の川面とヒドリガモ

早春のツグミ2023/03/05

 畑の中をツグミが歩いていました。立ち止まって土を掘り返し、また歩き出すの繰り返し。ミミズや虫がいるのでしょう。口にくわえたところを見ることはできませんでしたが、熱心にやっていました。
 ピンクのホトケノザ、白いぺんぺん草の花、黄色いキク科の花などがあちこちに咲いています。そこをすたこらさっさと歩くツグミ。冬と違って、春には色があるから撮っていて楽しいです。ただ、花がたくさんあるところにはいってくれなかったので、ちょっとばかり残念でした。姿勢のいいツグミは春にぴったりの鳥です。
 さてこのツグミ、冬場はまったくといっていいほど見ませんでした。たまに鳴き声を聞いたり、遠いところにいる姿を見たりしましたが、写真はまったく撮れませんでした。早春になってやっと撮れたので、宿題を果たした気分です。
 
早春のツグミ

早春のツグミ

早春のツグミ

早春のツグミ

早春のツグミ

紅梅をバックにジョウビタキ2023/03/06

 畑に咲いたホトケノザを見て、ひょいと顔を上げたらジョウビタキのオスがいました。畑には必ずある緑の支柱のてっぺんにとまっています。3本並んだ真ん中の棒。それもいちばん低い。右端か左端かにとまってくれれば撮りようがあるのですが…。
 とりあえず撮ったのが3枚目の写真です。背景は人家の屋根です。この角度だと、左右の棒を撮らないですみます。周囲をよく見ると、紅梅が咲いています。これを背景にできそうです。それが1枚目と2枚目です。ただし、左右の棒が入ってしまいます。1枚目はトリミングをして左右の棒をなくしました。
 
紅梅をバックにジョウビタキ

紅梅をバックにジョウビタキ

紅梅をバックにジョウビタキ

顔の緑が眩しいコガモのオス2023/03/07

 ヒドリガモを見ていたら、近くにコガモのオスがいました。顔を羽に隠して寝ています。といっても目が開いているので、休憩中だったのかもしれません。いつもはメスも2羽いるのですが、きょうは1羽しか見ませんでした。
 コガモは、日本でいちばん小さなカモです。体長は38cm。ハトくらいの大きさと思えばいいかもしれません。オスの頭部は茶褐色で、目の周りから頭の後ろにかけて緑色。この緑が、光の当たり方によって微妙に変化します。きょうは見られませんでしたが、濃紺に見えるときもあります。「ピリ、ピリ」という鳴き声もかわいらしい。渡り鳥なので、今月中には北国に渡っていきます。
 
顔の緑が眩しいコガモのオス

顔の緑が眩しいコガモのオス

顔の緑が眩しいコガモのオス

魚を襲うコサギ2023/03/08

 黒目川をコサギが走り回っていました。雨が少ないために水位が下がった川の中。小さく飛んで急降下し、走りながら急カーブをきる。運動神経のいいコサギならではの動きです。魚の群れがいたようです。襲われる魚はたまったものではありません。がんばってコサギをかわしたのでしょう、コサギは獲物にありつけませんでした。

魚を襲うコサ

魚を襲うコサ

魚を襲うコサ