虫を銜えたイソヒヨドリ2024/05/14

 イソヒヨドリに遭遇しました。市内で見ることができることは知っていたのですが、撮影するのは初めてです。イソヒヨドリをこのブログで紹介するのも初めて。近くでは撮れませんでしたが、虫を銜えて移動していました。子育て中かもしれません。明るい青色とレンガ色が目を引きます。オスです。
 手元にある野鳥図鑑は、「留鳥として全国の海岸、岩礁、河口、漁港などに生息し、岩の隙間などに営巣する」と紹介しています。イソヒヨドリというのですから、うなずけます。でも、東久留米には海岸はありません。図鑑の紹介には続きがあって、「都市部、内陸部への分布を広げており、市街地ではビルの屋上、屋根の隙間、通風口などに営巣する」とあります。ネットで検索してみると、イソヒヨドリの都市部への進出について書いたものがたくさんヒットします。
 山階鳥類研究所のホームページの「読み物コーナー」に、都市鳥を研究している山内博氏が、「イソヒヨドリはなぜ内陸部に進出するのか・謎解きに挑戦中!」の記事を書いています。情報提供も呼びかけていますので、リンクをはっておきます。
 イソヒヨドリは、スズメ目ヒタキ科の鳥で、全長は23cm。ツグミと同じくらいの大きさです。地面も歩くので、暗いところではツグミと間違えるかもしれません。ツグミは渡り鳥なので秋から春の初めまでしか日本にいません。イソヒヨドリは留鳥なので、一年中見ることができます。毎日のように見るヒヨドリは、スズメ目ヒヨドリ科のとりなので、イソヒヨドリとは親戚筋ではありません。全長も28cmと大きめです。
 
イソヒヨドリ

イソヒヨドリ

イソヒヨドリ