親から餌をもらうツバメの若鳥2024/08/01

 黒目川遊歩道の電線にツバメの若鳥がいました。巣立ってから日が浅いようです。辺りをきょろきょろ見回しながら、大きく口を開けます。「早く餌を持ってきてくれ!」とせがんでいます。
 電線にいる鳥は下から撮らなければならないので、どうしても逆光になります。空はピーカン。撮る方向を変えようと思って移動した時でした。若鳥の向きが反対になり、羽をばたつかせ始めました。親がやってくるのを発見したのかもしれません。シャッターを切り始めたところに親が飛んできて、若鳥の口の中に自分の嘴を突っ込んだと思ったら、あっという間に飛び去りました。
 若鳥が親を待っているときは、このチャンスに恵まれると報われた気になります。はやめにシャッターを切っていたのが幸いしました。
 若鳥がとまる電線というのは、毎年、だいたい同じ場所です。ツバメなりに都合がいい場所なのかもしれません。いつもとまっているわけではないので、運がよければ撮れる定番の場所です。
 
親から餌をもらうツバメの若鳥

親から餌をもらうツバメの若鳥

親から餌をもらうツバメの若鳥

飛び出すアオサギ2024/08/02

 川岸の草に隠れていたアオサギ。右手(上流)から釣り竿を持った男性が近づいてくることを察知して、日向に出てきました。そして、いきなり飛び出しました。人が川の中を歩いてくれば、鳥は逃げますよね。黒目川ではいつものことなので、アオサギも心得たものです。力強く飛び出したものの高くは飛ばず、悠々と飛び去りました。
 
飛び出すアオサギ

飛び出すアオサギ

飛び出すアオサギ

セミの羽化 その22024/08/03

 東久留米市内の桜並木でセミが羽化しています。今季2回目の紹介です。1回目は7月31日でした。
 東久留米市の日没は午後6時45分くらい。だいたいこの時間あたりから羽化が始まるのではないかと思います。8時に行くと、翅がしっかり伸びているものもある一方、幼虫の背中が割れ始めたばかりのものもいます。10時をすぎると翅も乾いて、セミらしい色になっています。
 目の前で羽化が見られる環境は残したいのですが、この場所は都市計画道路の予定地になっているため、東久留米市が計画を進める限り、この環境は破壊されます。
 5枚の写真は、すべて違う個体です。
 
セミの羽化

セミの羽化

セミの羽化

セミの羽化

セミの羽化

暑さを感じるミンミンゼミの鳴き声2024/08/04

 東久留米市内はアブラゼミとミンミンゼミが合唱しています。アブラゼミの合唱になかにミンミンゼミの独唱が混じるといった方がいいかもしれません。ごくまれにクマゼミではないかと思われる鳴き声も耳にしますが、クマゼミ自体を確認できていません。朝夕にヒグラシが鳴きますが、夕方のヒグラシはなんとももの悲しい。そろそろツクツクボウシが鳴くころかと思います。
 ということで、鳴き声がわかりやすいミンミンゼミを撮ってみました。翅が透明なので、木の幹と溶け合ってしまい、案外見つけにくいのですが、一度見つけると他のミンミンゼミも発見しやすくなります。
 まずは横から。木の幹と背景を変えながら撮りました。次は斜めから。最後は木の幹をバックに正面から。美しいセミだなと思います。眠眠という鳴き声を聞くと暑さを感じます。
 
ミンミンゼミ

ミンミンゼミ

ミンミンゼミ

ミンミンゼミ

親を待つツバメの若鳥2024/08/05

 黒黒目川沿いの電線にツバメの若鳥がとまっていました。たった1羽です。川の周辺には虫がたくさんいるので、餌を持ってきてくれる親を待つにはいい場所です。
 若鳥は羽ばたいたり伸びをしたりして親を待っています。大きく口を開けたら親が近づいてきた証拠なので、給餌の瞬間を撮るために神経を集中して待ちます。しかし、親はやってきません。日陰がないので暑さに辟易。親が来るのを私が待てませんでした。
 背景の黄色は、人家の外壁の色です。
 
親を待つツバメの若鳥

親を待つツバメの若鳥

親を待つツバメの若鳥

青い水面とアオサギと2024/08/06

 黒目川遊歩道を歩いていたら、川面がブルーに見えるところがありました。冬に川面が青く見えることはよくありますが、夏は珍しい。しかも、アオサギまでいます。おもしろがって撮っていて、ふと気づいたら川面はグリーン系に変わっていました。青は消えています。思わず太陽を見上げて、「お前が動いたからか」とつぶやいてしまいました。
 川面が青く写っている1枚目の写真と2枚目は、午前10時33分に撮影。グリーンが刈って撮れている3枚目は10時36分撮影。わずか3分でここまで変わるとはびっくりです。光の角度が変わったことによる色の変化ではないかと思います。
 
アオサギ

アオサギ

アオサギ

アオサギも躓(つまず)くことがある2024/08/07

 川岸の日かげに隠れていたアオサギが一歩前に出ました。と、どうしたわけか、羽を広げて大慌て。足に何がからみついて、躓いてしまったようです。暑さで判断が鈍ったのでしょうか。必死で態勢を戻していました。
 その後は、知らん顔をして日陰に入っていきました。

 話題は変わりますが、最近は仕事帰りが怖いです。だいたいゲリラ豪雨と雷に見舞われます。きょう(7日)は落雷で電車が止まりました。青梅市あたりで積乱雲が急速に発達し、東に移動してくるので、私の生活圏全体がゲリラ豪雨に襲われます。かつては「夕立」といって、この時期の風物でしたが、最近はこの言葉を聞かなくなりました。ゲリラ豪雨をなくして「夕立」が復活してほしい。

アオサギ

アオサギ

アオサギ

カラスも暑い2024/08/08

 いつも同じ場所で見かける2羽のカラスがいます。若鳥です。仲良く行動しているので、きょうだいかもしれません。仮にA君とB君にしておきますが、A君はいつも口を開けてあえいでいるように見えます。暑さがこたえているのでしょうか。一方のB君は口を開けていません。暑さの感じ方にも個体差があるのか、A君はちょっとひ弱なのか。
 
カラス

カラス

カラス

カラス