オレンジの葉っぱの前にカワセミが2025/01/10

 カワセミのオスとメスが追いかけっこをしたり鳴き交わしたり。黒目川はいま、賑やかです。道行く人たちは思わず足を止めて、「2羽いるじゃん」などと喜んでいます。
 オスとメスはいろいろ駆け引きをやっているんのだと思いますが、こちらの希望は2羽が並んでくれること。しかし、まだ並んでくれません。いつ撮れるやら。
 オスが飛び去ってしまったあと、残ったメスが赤い葉っぱの前にある枝にとまってくれました。赤といっても濃いオレンジなのですが、青いカワセミとは補色の関係。青がよく目立つはずです。喜んで撮っていたら、全体としてピントが甘かった。こういうときの残念感は尋常ではありません。がっくりです。
 飛び出しも1枚撮れてははいましたが、カワセミの目に光が入りませんでした。ここでもがっかり。
 ところで、1月に赤くなる葉っぱな何なのか。たぶんですが、ユキヤナギではないかと思います。紅葉するけれども葉が落ちない、ということかなと思います。春一番に白い花をたくさんつけます。まちがいだったらごめんなさい。
 
カワセミ

カワセミ

コサギの運動会2025/01/10

 午後になっても日陰の氷が溶けないくらいの気温だったので、寒かったです。元気だったのはコサギたち。ガーガー鳴きながら追いかけっこをしていました。「三人寄れば文殊の知恵」といいますが、コサギの場合は集まると喧嘩が始まります。仲がいいのか悪いのか、さっぱりわかりません。冬の運動会を58mの標準レンズで撮ってみました。若干、トリミングをしてあります。

 ここからはちょっとマニアックな話になりそうです。
 あまり使っていないカメラをそのままにしておくと、結局壊れてしまうので、持ち出すことにしました。レンズもふだんは使わないものをつけることにしました。カメラはSonyのα7Ⅱ。装着したのはMINOLTAのMC ROKKOR58mmF1.4。2014年12月から売り出したカメラに、1996年1月に売り出されたレンズをつけた、というわけです。いずれも中古で入手しました。
 これで鳥を撮ろういうわけですが、ふだんは300mm、400mmでも短いと思うのに、58mmのレンズで何を撮ろうというのか。カワセミ、ジョウビタキなどの小さい鳥には見向きもぜず、もっぱらコサギ、ダイサギ、カモあたりを風景を入れながら撮ってみる。マニュアルレンズなので、ピントは手動です。
 短いレンズは撮るのが楽でいいです。軽くて小さい。当たり前ですが、無理なく鳥がファインダーに収まります。カメラは使い慣れていないので、絞り優先モードにして、絞りはF5.6固定。露出補正はマイナス1を基準に、撮るものに応じて変化させました。川面は暗いので、カメラの露出計はどうしても露出をオーバーめに出してしまうからです。そうならないために、露出補正をマイナス側に設定しておきました。
 さあ撮り始めようとしたときに、コサギの運動会にでくわしました。いざ撮ってみると、これが案外おもしろい。癖になるかもしれません。開き直って撮るしかないので、気分が楽です。
 
コサギの運動会

コサギの運動会

コサギの運動会