雪が普段見ない鳥を見せてくれた2024/02/08

 雪が降ったら、普段はなかなかみることができない鳥に遭遇しました。バンとタシギです。どちらも、この場所にはいるだろうと目星をつけていた場所で見ることができました。
 バン(1枚目と2枚目の写真)は、昨年11月半ばに見た葦原にいました。3カ月近く見ていなかったので、いないものだと思っていました。それが、雪が降った翌朝、雪の上で動いていました。幼鳥なので、おでこが赤くありません。春までいてくれれば、赤くなっているでしょう。姿を見ないからいない、とは決めつけられないのが鳥ですね。
 タシギ(3枚目と4枚目)は、雪が降っている最中に見ました。川の真ん中の中州のようになっているところにいました。年明けに、この場所でタシギが飛んでいく姿を見ていました。それいらい、目を凝らして探し続けていたのですが、見つからず。諦めかけていたところで出合えたので、慌ててシャッターを切りました。タシギは対岸に飛び去り、着地した辺りを探しましたが、見つけることはできませんでした。
 
バン

バン

タシギ

タシギ

バンの幼鳥も来てくれた2023/12/31

 今季初見が続きます。ツグミ(前々回)、ゴイサギ(前回)ときて、こんどはバンの幼鳥を発見しました。岸辺の茂みか姿を現しました。体も小さめで、嘴はまだ赤くなっていません。春になると体も大きくなり、嘴は真っ赤になります。それまでいてくれるだろうか。別の場所でも発見情報があるので、バンの幼鳥は何羽かいるようです。
 それにしても、写真のバンは警戒心が強く、私がちょっと動いただけで茂みに隠れてしまいます。しばらく動かずに待っていたら、再び出てきてくれました。「仲良くしようね」と、一応は声をかけておきました。

バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

突然あらわれたバンの幼鳥2023/01/05

 午前7時すぎ、対岸にバンがあらわれました。人がいないと思って出てきたら、変なおっさんがいるので、あわてて駆け抜けました。水草の上をすたこらさっさ。おっさんも慌ててカメラを構えたものの、まだ暗くてシャッタースピードが上がりません。撮るしかないので、流し撮りのような格好になりました。
 この写真は元日に撮りましたが、それ以来、バンの姿を見ていません。この場所にいるのかいないのか。たぶんいるのでしょうが、かなり神経質なのかもしれません。嘴から額にかけてまだ赤くないので幼鳥です。春には真っ赤になるでしょう。その姿を見たい。
 バンは、ツル目クイナ科の鳥で、体長は32cm。だいたいハトくらいの大きさです。脚が大きいです。留鳥です。以前は、黒目川でヒナを育てた個体もいました。しかし、晩秋から冬、そして春にかけて見ることが多いいです。
 
バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

冬を越したバン2022/04/16

 昨年秋から冬を越し、今年4月初旬まで黒目川にいてくれたバンです。それ以降、姿を見ていないので、もしかすると移動してしまったのかもしれません。場所は葦の茂み。警戒心の強い鳥だったので、いまでも奥にいるのかもしれません。冬鳥がいなくなってさびしい黒目川。まだいてくれればありがたいのですが…。
 
バン

バン

バン

すっかり成長した、バン2022/03/16

 黒目川にバンがいてくれました。2月7日以来、ずっと見なかったので、どこかへ移動してしまったんだなあと思っていました。それがなんと、3月14日の夕方、ひょこり姿をあらわしました。同じ場所です。以前より警戒心が増しているようで、慌てて葦の茂みに身を隠してしまいました。
 姿を見なかった1カ月ちょっとの間に、ずいぶん成長しました。額の赤が鮮やかになり、羽の色も黒が締まっています。もう立派な大人ですね。もっと頻繁に姿を見せてほしいなあ。
 1枚目、2枚目、3枚目の写真は3月14日に撮影。
 4枚目は2月7日に撮影。
 
バン

バン

バン

バン

バンは足がでかい2022/01/03

 昨日に続いて落合川の写真です。女性数人が対岸を指さして、おしゃべりしていました。「なんていう鳥なんだろうねえ」。指さす方向を見ると、バンがいました。「あれは、バンという鳥なんです」といってみたら、「えっ、ガン?」「ダンなの?」といろいろな反応が。私の活舌が悪かったようです。マスクもしているし…。「ばびぶべぼの、バンです」といったら、分かってもらえました。「バンていうんですか。じゃあ、家に帰ったら図鑑で調べてみます」と。
 バンの嘴は先端は黄色ですが、額にかけて真っ赤になります。落合川のこの個体は、真っ赤になりきっていません。若鳥が成鳥になる途中のようです。真っ赤になった嘴を見られるかどうか。ずっと落合川にいてほしい。
 バンの黄色い足は体に比べて異様に大きいです。足元の悪い水辺をしっかり歩くためだと思われます。足早にすぐ隠れてしまう鳥なので、体全体を撮るのは案外、難しいです。
 
バン

バン

今年もバンの幼鳥がやってきた2021/11/02

 日没間際の黒目川。対岸に目をやると、バンの幼鳥がいました。一週間ほど前、この近くでバンらしい鳥を遠くから見たものの、すぐに隠れてしまいました。ほかの方からも目撃情報をいただいていたので、確認できて一安心。
 昨年も、秋から春先までバンがいてくれました。オオバンもいて、2羽を同時に撮影することもできました。今年もオオバンが来てくれれば、面白いのですが…。
 
バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

真っ赤な嘴 バンに再会2021/05/16

 1週間ぶりにバンに再会しました。同じ場所で見ました。歩きながら水草をつまんでいました。この周辺は草が生い茂って川がよく見えません。それでも、見通しのきくところがあって、ちょうどその場所から写真が撮れました。赤と黄色の嘴は良く目立ちます。
 バンは、北海道・東北では夏鳥だそうです。東京では留鳥だと思います。「田んぼの番をする鳥」からバンという名前がついたそうです。ツル目クイナ科の鳥で、体長は32センチ。ハトと同じくらいです。地方によって警戒心が異なるようで、公園の池で見られるところもあるとか。黒目川のバンは、それなりに警戒心が強いように思います。
 
バンに再会

バンに再会

バンに再会