あっ、ガビチョウだ2016/03/11

 赤っぽい、ずんぐりむっくりした鳥が飛んでいるなと思ったら、ガビチョウでした。移動の最中です。少し待ってみたら、近くの枝にとまってくれました。ありがとう! しかし小枝が多くて、鳥にピントが合いません。コンデジしか持っていなかったので、イライラしながら写真を撮りました。だいたいそういうときは、うまくいきません。飛び去るまでに20コマほど撮りましたが、ピントが合ったのはわずか2コマきりでした。がっかり。新芽を添えました。
 ガビチョウは、美しい鳴き声で知られます。大きい声で鳴き続けるため、迷惑だという人もいます。人の手で中国あたりから日本に持ち込まれた、いわゆる「籠抜け鳥」です。
 
ガビチョウ

ガビチョウ

ガビチョウが鳴く2016/01/04

 黒目川遊歩道を歩いていると、右手の奥から美しい鳴き声が聞こえてきました。一度聞いたら忘れないガビチョウ(画眉鳥)の鳴き声です。よく通る声で賑やかに鳴いています。声を頼りに居場所を探すと、団地の植え込みにいました。口を開けて、楽しそうです。距離がありましたが、近づくと逃げてしまうので、鳴き声を聞きながら前に詰めないで撮ることにしました。枝が多かったので、ピントがうまくいきませんでした。
 美しい鳴き声はたまに聞く分にはいいのですが、毎日鳴かれたら騒音に近いかもしれません。
 ガビチョウは、日本の鳥ではありません。中国南部から東南アジアにかけて生息しています。人間がペットとして日本に持ち込んだ鳥なので、「野鳥」に分類されておりません。手元にある野鳥図鑑には「かご抜け鳥」としてガビチョウ、ソウシチョウ、ワカケホンセイインコ、ベニスズメ、シマキンパラ(アミハラ)、コシジロキンパラの6種が紹介されています。
 ガビチョウは関東を中心に増加傾向をみせており、東北地方南部まで進出しているそうです。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されていますが、ガビチョウに責任はありません。
 
ガビチョウ

ガビチョウ

ガビチョウ

ガビチョウ

ガビチョウ現る2015/05/20

 黒目川遊歩道をてくてく歩いていると、美しい囀りが聞こえてきました。複雑な鳴き方なので文字にできませんが、大きな声なので辺りに響き渡っています。ガビチョウにまちがいありません。一度聞いたら忘れないくらい印象的です。
 声はすれども姿は見えず…。声を頼りに場所を絞り込んでいくと、小さな藪のなかにいるようです。少し離れたところで表に出てくるのを待ちました。枝の隙間から姿がみえるだけでもいい。そう思った直後、囀る姿とともに姿が見えました(2枚目の写真)。大きく口を開けています。3回ほどシャッターを切ったところで、対岸の遊歩道に飛び去りました。手すりにとまっています(3枚目)。自転車が通りかかったので、今度は川辺に降りました。先日の台風による増水で倒れてしまった草の上にいます(4枚目)。美しくな~い、と思いながらもシャッターを切りました。
 とんとんとんと水の近くまで移動してから、ガビチョウは対岸の藪の中に消えました。鳴き声もしません。しばらく姿を見せないでしょう。ちょうどアオサギがいたので、対岸に移動してからアオサギをゆっくり撮り始めました。30分ほどすると、再びガビチョウの鳴き声が聞こえてきました。移動しながら鳴いています。出てきそうな場所で待っていると、姿を現しました(1枚目)。ここでやっと、まともな写真が1枚だけ撮れました。
 
ガビチョウ

ガビチョウ

ガビチョウ

ガビチョウ

 ガビチョウは、日本の鳥ではありません。鳴き声が美しいからと中国や東南アジアから輸入された鳥が、かご抜けして野生化しました。1980年代から関東地方を中心に増加傾向にあるといわれています。外来生物法で「特定外来生物」に指定されています。日本生態学会はガビチョウを「日本の侵略的外来種ワースト100」に入れて、「穀物など植物の食害と大音量のさえずりが問題視される」としています。ガビチョウが日本を侵略しに来たわけでもないのに、かわいそうですね。人間の仕業であることを忘れてはいけません。

ガビチョウ現る2013/05/01

 これも埼玉県で撮った写真です。久しぶりにガビチョウを見ました。中国から人為的に持ち込まれたものが籠抜けして広がった鳥です。侵略的外来種のワースト100に入っています。
 その鳴き声は大きく美しい。ネットで鳴き声を調べることができるので、ぜひ聴いてみてください。
 
ガビチョウ

ガビチョウ

ガビチョウのさえずり2011/04/14

 それは美しいさえずりでした。「クルル、クルル、クイッ、クイッ、ピーチュイ、ピーチュイ…」。とまあ、文字で書いても伝わりませんよね。ただ、長く聴いていると、うっとうしさも覚えます。鳴き声が大きいからでしょうか。辺りに響き渡る感じです。ネットで鳴き声が公開されているので、調べてみてください。
 鳴き声の主を探していると、いましたいました、茶色い鳥です。近づいても逃げません。ガビチョウでした。ボーッと聴いていると、いつまでも鳴いています。ならば写真を撮らせてもらおうとカバンからカメラを取り出したところ、鳴かなくなりました。こちらの動きを読まれたらしい。ぱっと隣の枝に飛び移りました。慌ててシャッターを切ったのが、下の写真です。鳴いているところは撮れませんでした。
 野鳥の図鑑には載っていないかもしれません。私が持っている数冊の図鑑にはありません。厳密な意味で野鳥ではないからでしょう。中国南部から東南アジアに生息する鳥です。鳴き声がよいから、と飼い鳥として珍重され、江戸時代には日本に持ち込まれていたそうです。それが野生化しました。籠抜け鳥です。自力で日本にやってきた鳥なら野鳥になるのですが…。
 外来生物法で、「特定外来生物」とされています。環境省の説明には、こんなことが書いてあります。
 定着実績 「宮城、福島、茨城、群馬、埼玉、東京、山梨、神奈川、長野、福岡、佐賀、大分、熊本の12都県。生息環境は、下層植生の発達した低地林(里山)」
 被害状況 「ガビチョウ類の定着が確認されている、九州・本州の低地林等の里山的森林において、これらの種が最優占種となり、群集構造が著しく変化している。また、長期的には在来種への直接・間接の負の影響も懸念される」「ハワイ諸島においてはガビチョウが高密度で生息し、在来鳥類の衰退の一因となっている」
 各地に広がったのは、比較的最近だと思います。今は輸入が禁止されていますが、輸入できたころに、飼えなくなった人が逃がしたことも原因の一つかもしれません。東京では高尾山にたくさんいるようです。

ガビチョウ