キタテハかな?2012/06/11

 ヒメジョオンの花に茶色い蝶がとまっていました。遠くから見たときはツマグロヒョウモンだと思いましたが、寄ってみると翅の形が違います。翅の裏は枯葉のようで、ツマグロヒョウモンとは違います。どうも、キタテハのようです。夏型と秋型があるようで、写真の個体は、時期からいって夏型なのでしょう。
 この写真は、Nikon1V1にマウントアダプタをつけ、70-300ミリのズームレンズを装着して撮りました。このカメラは、ズームレンズを付けるとピントが甘くなります。この蝶くらいの大きさならなんとかなりますが、被写体が小さいとうまく撮れません。望遠でも、単体レンズならピンは悪くない感じですが、テレコンを付けるととたんにピンがこなくなります。メーカーの取り扱い説明書には、テレコンは使えないものとされています。
 
キタテハかな?

キタテハかな?

キタテハかな?

田圃に飛ぶダイサギ2012/05/19

 Nikon1Vの練習を兼ねて、早朝、埼玉県の田圃に行ってきました。遠い被写体を望遠レンズにテレコンを付けて撮ってみることが目的です。300ミリF4のレンズに1.4倍のテレコンバーターをNikon1Vに装着。見かけ上は1100ミリほどの望遠レンズに相当します。手持ち撮影は無理なので、しっかりした一脚にカメラを取り付けて写真を撮りました。
 せっかく田圃があるのですから、遠くにいるダイサギの飛翔をねらうことにしました。飛び立ちからシャッターを切って、追いかけながら撮っていく。東久留米には水田がないので、鳥の姿が小さくなっても、田植えが終わったばかりの水田をきっちり入れたいと思いました。1100ミリ相当の望遠で撮り、ちょっとばかりトリミングをした写真が下の4枚です。
 ダイサギの嘴を見てください。冬に紹介したときはオレンジ色でしたが、今は黒です。その嘴が目にかかる辺りが緑色になっていることがおわかりいただけるでしょうか。これがこの時期のダイサギの特徴です。アップで撮ると非常にきれいなのですが、今年はそのチャンスに恵まれません。
 され、テレコンを付けたわりには、Nikon1Vのオートフォーカスは安定していました。とりあえず撮っておくには、便利なカメラだと思いました。ただし、こういうシーンの場合、という限定を付けておきます。小さいものにきっちにピントを合わそうとすると、テレコン使用時は一気に精度が落ちるようです。それは、また別の機会に書きます。
 
田圃に飛ぶダイサギ

田圃に飛ぶダイサギ

田圃に飛ぶダイサギ

田圃に飛ぶダイサギ

「Nikon 1 V1」でオオヨシキリを撮ってみる2012/04/30

 「Nikon 1 V1」にマウントアダプターを介して、300ミリF4.0のレンズを付けたらどんな写真になるのか。35ミリ換算で810ミリ相当なので、興味をもちました。近くにいるカルガモをアップで撮ってもいいのですが、難しい写真を撮ってみることにしました。
 埼玉まで足を伸ばして、オオヨシキリをねらうことにしました。午後の短時間しか動けなかったのですが、運よくオオヨシキリがいてくれました。そのかわり、逆光でした。300ミリF4.0はブレ止めがないので三脚にのせ、露出もマニュアルにしてシャッターを切りました。
 葦が風に揺れて、ピントを決めるのが大変でした。液晶のファインダーでピントの山をつかむことにも慣れていなかったので、失敗の連続でした。満足できる写真は撮れませんでしたが、カメラとレンズの相性は悪くなさそうです。3枚の写真は、どれもピントが甘いです。
 
オオヨシキリ

オオヨシキリ

オオヨシキリ

「Nikon 1 V1」で撮る春の竹林2012/04/29

 そういえば、竹の子を見なければと思い立って、東久留米市内にある竹林公園まで行って来ました。「Nikon 1 V1」で撮ってみたのが下の写真です。最後にある魚(アブラハヤ)の写真だけは、一眼レフで撮りました。
 中に入ってみると、竹の子がいたることろにありました。もちろん抜いてはいけません。市が作成したパンフレットによれば、竹林公園は2000本の孟宗竹に囲まれています。1974年に公園として開園し、1982年には東京都の「新東京百景」の一つに選ばれています。公園の一角からは湧水が流れ出ています。ここの湧水は都が選定した「東京の名水57選」の一つです。湧水がつくる小川に、アブラハヤがいました。
 ちなみに、東久留米市の湧水は「東京の名水57選」のなかに3つ選ばれています。竹林公園のほか、南沢緑地、黒目川天神社前の湧水です。南沢緑地は、環境省選定「平成の名水百選」にも選ばれています。
 
春の竹林公園

春の竹林公園

春の竹林公園

春の竹林公園

春の竹林公園

今年も咲いたニリンソウ(二輪草)2012/04/19

 東久留米市を流れる清流、落合川。ここにそそぐ最大の湧水が南沢湧水です。ここには毎年、ニリンソウが咲きます。小型カメラ「Nikon 1 V1」を持って写真を撮りに行きました。
 ニリンソウは林の中に咲いているので、太陽がまばらに当たります。これだとうまく撮れないので、太陽が雲に隠れるのを待つことにしました。太陽が薄い雲に遮られると、光が均等に当たってきれいに撮れます。
 「Nikon 1 V1」に望遠レンズでを付けたり、広角レンズを付けたりしましたが、あまりいい色が出ません。色がなじむまで、自分なりの設定をつくらなければならないかなあ、と思い始めました。一眼レフの方が撮りやすいとも感じました。
 さて、このニリンソウは、山野の湿った林に生える多年草です。茎に2輪の花が咲くのでこの名前が付いていますが、1輪だけのこともあります。3輪咲くという話もありますが、私は見たことがありません。5月の半ばまでは咲いているのではないかと思います。
 
ニリンソウ

ニリンソウ

ニリンソウ

ニリンソウ

ニリンソウ

Nikon 1 V1 ダイサギのアップを撮る2012/04/14

 「Nikon 1 V1」に70-300㎜のズームレンズをつけて、ダイサギのアップをねらってみました。ダイサギが川の中にいてくれればよかったのですが、残念ながら土手の茂みにいました。おかげで、背景が汚くなってしまいました。
 一眼レフに比べてシャッターのレスポンスが劣るので、ダイサギの動きについていくのは骨が折れました。ピントも甘くなってしまいました。とはいえ、手軽に超望遠遊びができるのは、うれしいものです。ワンショットで切り取る醍醐味も味わえるかもしれません。
 このカメラには、一気に10コマほどが撮れてしまうメカニカルシャッターが搭載されていて、それはそれで便利なのですが、連写に頼りすぎるとシャッターチャンスをはずしてしまいます。ピントも固定されてしまうので、ワンショットで撮る方が面白いのではないかと思っています。
 
ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ

Nikon 1 V1 コサギを撮る2012/04/11

 「Nikon 1 V1」にマウントアダプターをつけ、70-300㎜のズームレンズでコサギを撮ってみました。5枚ある写真のうち、上の3枚がそれです。カメラとレンズの相性は、あまりよくないかなと思います。よくいえば柔らかく撮れていますが、強さを感じません。
 同じレンズをD300sに付けて撮った写真が下の2枚です。
 どちらも、露出はマニュアルです。しかし、カメラの諸設定はそれぞれ違っているので、同一条件で撮っているわけではありません。ですから、単純な比較はできません。しかし、色の出が違いすぎるくらい違い、コントラストも違います。
 どんな写真を撮りたいかで、使い分けるのも面白いかもしれません。
 
コサギ

コサギ

コサギ

コサギ

コサギ

Nikon 1 V1 カタクリを撮る2012/04/10

 桜の季節は、カタクリが咲く季節でもあります。東久留米市に隣接する清瀬市の中里というところに、カタクリの群生地があります。4月7日、朝の短時間、自転車を飛ばして行って来ました。今年は開花が遅れ気味で、「第13回きよせカタクリまつり」(3月31日~4月8日)の後半になって満開になったようです。天気が良すぎて、淡い感じがまったく出ませんでした。
 一眼レフでも写真を撮りましたが、ここでも「Nikon 1 V1」の試し撮りをしました。
 「写真上」は、10㎜の単体レンズ(35㎜換算で27㎜)をつけて、ノーファインダーで撮りました。
 「写真中」と「写真下」は、マウントアダプターをカメラに装着して、一眼レフ用の75㎜~300㎜のズームレンズで撮りました。このレンズを付けるとコントラストが落ちて、ピントも甘い感じになるのですが、画像ソフトで手を加えてあります。
 
カタクリ

カタクリ

カタクリ