オオタカが目の前を…2018/03/15

 ダイサギを追いかけて黒目川遊歩道を早足で歩いていました。結局、飛び去られてしまい、Uターンしたとたん、目の前を2羽の鳥が駆け抜けました。猛烈なスピードです。なんだ?! 2羽とも茶系。バタバタという羽ばたきの音も聞こえました。キジバトを猛禽が追いかけていることは明らかでした。2羽はどこへ消えたのか。すぐに1羽が戻ってきました。高度を上げて目の前を通過していきます。慌ててレンズを向け、シャッターを切りました。オオタカだと思います。そのまま、飛び去りました。キジバトは逃げ切ったようです。
 黒目川や落合川の上空は、オオタカが飛ぶことがあります。だいたいは上空高く飛んでいるので、間近に見ることはほとんどありません。写真としてはたいしたものではありませんが、撮れただけでもうれしかった。
《Nikon D5200 + 55mm-300mm》
 
オオタカ

オオタカ

オオタカの若様ではないか2014/08/12

 林の周辺でやたらにカラスが鳴いています。3羽か4羽ほどが、飛びながらギャーギャーやっています。カラスが騒ぐということは、猛禽が近くにいるのかもしれません。林をなめるように見ていくと、カラスではない鳥がとまっています。かなり高い場所ですが、見やすい場所でした。
 ちゃいろっぽい大きな鳥です。オオタカの若(幼鳥)かもしれません。望遠レンズで確認すると、やっぱりオオタカでした。カラスは、オオタカを威嚇していたようです。オオタカが落ち着いているように見えたので、いい角度を探そうと移動したところで飛ばれてしまいました。周辺を探してみたのですが姿はなく、5枚しか写真が撮れませんでした。
 若様には横縞に縦縞も入っています。私には雌雄の区別がつきませんが、胸のあたりは生えかわる兆候でしょうか。
 
オオタカの若

オオタカの若

ハトを食べるオオタカの若2014/03/25

 黒目川遊歩道を自転車で走行していると、遠くに人だかりが見えました。そういうときは、すぐに行ってみることにしています。カワセミでも見ているのかと思いながら、みんなの視線を追っていくと、なななんと、茶色い猛禽が食事をしています。たくさん知り合いがいたので、「あの鳥はなに?」と聞いてみました。「オオタカの若みたいなんだよね。ハトをつかまえて、ずっと食べているんだわ」の返事。大人になりきっていないオオタカが黒目川の土手で食事中とは驚きました。
 カメラマンがたくさんいるわりには、シャッターの音が聞こえません。ハトをむしり食べている姿をしっかり撮った後に私が到着したようです・「もうハイライトは終わったよ」といわれてしまいました。残念!
 しかし、思い出したようにハトを食べることもあり、それなりの写真は撮れました。しかし、かなり凄惨なシーンになるので、比較的おとなしい写真を紹介するにとどめます。それでもかなり刺激的です。
 
ハトを食べるオオタカ

ハトを食べるオオタカ

ハトを食べるオオタカ

ケッケッケッとオオタカ鳴いて2014/03/16

 自宅の近くで、ケッケッケッケッケッという甲高い鳴き声がしました。初めて聞く鳴き声です。辺りに響き渡っています。かなり大きな鳥であることは間違いありません。もしかして、オオタカか? 空高く飛んでいることがあるので、雑木林に下りてきても不思議ではありません。
 再び鳴きました。移動しているようです。鳴き声の方向を頼りに、探してみました。と、右から左に目の前を横切る鳥がいました。姿を見せてくれた! 雑木林の奥までいって、枝にとまったようです。いました! オオタカです。数回シャッターを切ったところで、西へ飛び去っていきました。証拠写真にしかなりませんでした。
 獲物を追ってきたのでしょうか。ケッケッケッケッケッという鳴き方にどんな意味があるのか。メスがオスを、オスがメスを呼ぶときの鳴き声だったら期待が膨らむのですが…。
 
オオタカ

オオタカ

オオタカ

オオタカ現る2014/02/16

 自宅から歩いていける距離に、ちょっとした規模の雑木林があります。雪が降ったり台風が来たりして環境が一時的に変わると、いつもは見ない鳥がいることがあるので、だめでもともとと思いながら出かけました。
 大雪の直後だったため、一面雪景色。長靴が雪にめり込んで歩けたものではありません。雪の深さは膝まであります。市街地の雑木林で遭難するわけにもいかないので、ゆっくりゆっくり進みました。ちょっと開けた場所に立ったところ、右から左へ白っぽい大きな鳥が横切りました。猛禽です。オオタカの可能性大。行方を追うと、高い木の枝にとまりました。行ってみるしかありません。
 雪に足をとられながら、脅かさないように静かに移動しました。いました! 間違いなくオオタカです。太い木に体を隠してシャッターを切りました。気持ちが高ぶっているのか、落ち着いて撮れません。数コマ撮ったところで飛ばれてしまいました。
 なるべく後を追わない方がいいので、最初に発見した場所に戻って、待つことにしました。オオタカは何度か前方を飛びました。餌になる鳥を探しているのでしょう。証拠写真程度のものしか撮れず、画質も悪いです。でも、撮れただけでうれしいです。オスなのかメスなのか、判別できません。
 この雑木林にはオオタカはいないので、どこからか飛んできたようです。
 東久留米周辺の空は、オオタカがよく飛びます。上空高く旋回しています。落合川のカワセミが突然空を見上げた。あわてて人間も空を見上げたら、オオタカが飛んでいた。こんなことはよくあるケースです。しかし、オオタカが地上に降りてきてくれることはめったにありません。この日は、運がよかった!
 1980年代から90年代にかけて、大型開発の計画地にオオタカが営巣していることがわかると、計画の中止を求める住民運動が広がりました。食物連鎖の頂上に位置するオオタカは、貴重な鳥です。最近は数が増え続けているようです。森林から市街地に進出してきてもいます。
 
オオタカ

オオタカ

オオタカ

オオタカ