春を待つウグイス2022/01/20

 藪の中からジャッジャッという鳴き声がします。ウグイスの地鳴きです。声はすれども姿は見えず。ちょっと顔を出したかと思うと、すぐに奥へ引っ込んでしまいます。
 やたらに鳴き声がするので、しばらく眺めていました。そうしたら、藪の外に出てきてくれました。ちょこまか動くので、大慌てでシャッターを切りました。なんとなく厳しい顔をしています。やっぱり春が待ち遠しいのでしょうか。
 
ウグイス

ウグイス

春を待つウグイス2021/01/18

 黒目川にはウグイスがたくさんいます。チャッチャッチャッと鳴くので、いることはわかるのですが、姿は見えません。ウグイスは藪の中です。鳴いていたらじっと立ち止まって、表に出てるくのを待つしかありません。しかし、あっという間に姿を隠してしまいます。色は、だいたい写真のとおり。ちょっとばかり緑がかっています。これが実際のウグイスの色で、うぐいす豆のようなグリーンを連想すると間違えます。
 ホーホケキョとさえずるのは3月になってから。そのころは山へ移動してしまうので数が減ります。でも、残っているウグイスもいて、さえずりに癒されます。チャッチャッチャッと鳴くのを地鳴きといいます。
 「梅に鶯」といいますが、梅が咲くとウグイスが必ずやってくるというわけではありません。緑色のメジロはやってきますが、ウグイスがくることはめったにないでしょう。ネットを調べてみると、梅の木にウグイスがとまっている写真がヒットしますから、可能性としてはないわけではない。どうして「梅に鶯」ということになったのか。諸説あるようで深入りはしないでおきます。
 ウグイスの体長は14センチから16センチで、ほぼスズメと同じ。体がほっそりしているので、見分けるのは難しくありません。
 『野鳥の名前』(山と渓谷社刊)によれば、「万葉集」にウグイスを詠んだ歌は49種もあるそうです。ホーホケキョは、「法、法華経」と聞きなす。
 
ウグイス

ウグイス

ウグイス

藪からでてきたウグイス2020/01/27

 黒目川のあちこちでウグイスが鳴いています。といっても、「ホーホケキョ」ではありません。ジジ、ジジという地鳴きです。「ホーホケキョ」と鳴くのは3月に入ってからです。
 ウグイスは藪や生垣の中にいます。藪から出てきたとしても、素早い動きで、すぐに藪の中に消えてしまいます。
 
ウグイス

ウグイス

ウグイス

ウグイスおでまし2018/02/03

 黒目川には、あちこちにウグイスがいます。といっても、ほとんど姿を見せません。ジャッジャッジャという地鳴きが聞こえるばかり。だいたい葦藪の奥にいます。遊歩道の茂みにいることもあります。ちょっと津堅を見せたかと思うと、あっという間に引っ込んでしまいます。
 それでも、たまには出たり引っ込んだりを繰り返して、サービスしてくれることもあります。そいうときはカメラを向けるのですが、ちょこまか動くのでなかなかピントが合いません。ビシッと決まっているものはありませんが、ちょっとは見られるかなという写真を。
《Pnasonic Lumix G7 + 100-300mm》
 
ウグイス

ウグイス

ウグイス

ウグイス

春待つウグイス2017/01/29

 黒目川の土手から、チャッチャッチャッという鳴き声が聞こえてきます。それもあちこちで。ウグイスの地鳴きです。春になるとホーホケキョとさえずるウグイスも、今はチャッチャッチャッです。
 声はすれども姿が見えぬ、というのがこの鳥で、なかなか写真が撮れません。藪の中で動き回っています。たまに姿を見ても、あっという間に引っ込んでしまいます。きょうはウグイスを撮る、と腹を決めて待つしかありません。姿を見たらすぐにシャッターを切らなければなりません。写真を見ると、やんちゃ坊主みたいな表情で、かわいい鳥です。
 ウグイスは、スズメ目ウグイス科の鳥で、体長は14cm~16cm。スズメほどの大きさで、留鳥です。冬になると黒目川にやって来て、春になると山に移動してしまうようです。なかには夏まで黒目川に残っている個体もあり、それがホーホケキョとさえずります。
 『図説 鳥名の由来辞典』(柏書房)によれば、万葉集にウグイスを詠んだ歌が48首あるそうです。「梅に鶯」といわれますが、ウグイスが梅の木にとまる習性はないそうです。ただ、梅の開花時期とウグイスがさえずり始める時期が重なり、梅の木にとまることもあることから、「梅に鶯」が春の歌として定着したようです。
 ちなみに2014年、黒目川でホーホケキョを最初に聞いたのは3月17日でした。2015年は3月12日。2016年は3月8日でした。今年はいつになるでしょうか。
 ホーホケキョを「宝、法華経」と聞きなすのは有名な話。
《Nikon D7100 + AF-S NIKKOR 70-300mm》
 
ウグイス

ウグイス

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藪のウグイス2013/11/20

 黒目川遊歩道に隣接する藪の中から「チャッチャッチャ」という鳴き声が聞こえてきました。ウグイスの地鳴きです。この鳥は藪が大好きなので、姿が見えません。藪の中で移動していることが多いので、しばらく待つことにしました。
 のんびり藪を眺めていると、動く影があります。だんだん居場所が特定できるようになってきました。写真が撮りやすい場所を見定めて、そこに移動してきたらシャッターを切ることにしました。そしてほんの一瞬、その場所に来てくれました。しかし、とにかく暗い。ウグイスの柔らかい色はまったく出ませんでした。それでも今季初撮りです。
 黒目川周辺のウグイスは、まだ数がいません。だんだん増えてくるでしょう。
 
藪のウグイス

藪のウグイス

地鳴きのウグイス2013/01/31

 川をゆっくりあるくと、予想以上にウグイスがいます。先日は30分歩いて6羽も見ました。冬のこの時期は、ときたまチャッチャッチャッと鳴く声が聞こえます。地鳴きです。鳴かないときも多いので、声が聞こえないからいないのかといえば、そんなことはありません。
 ウグイスは藪の中にいるので、発見しにくい鳥です。日向に出てきて枝にとまってくれればいいのですが、すぐに隠れてしまいます。日向にいるときは気ぜわしく動くので、いい状態で写真を撮れることが少ないです。遠くから見ると地味な色をしています。枯葉に紛れると見失うこともしばしばです。ゆっくり見れば、派手さはありませんが、黄色と緑が混ざった羽が美しい。「鶯色」とか「鶯茶」とかいわれます。
 ウグイスは、スズメ目ウグイス科の鳥で、14センチから16センチ。東久留米には冬から春までて、山に帰っていきます。春は、ホーホケキョの囀りが楽しみの一つです。ウグイスと同じような環境で勢力を広げているのが、中国や東南アジアから輸入された鳥、ソウシチョウです。ウグイスを駆逐しているといわれています。

ウグイス
 
ウグイス

ウグイス

ウグイス いまだ鳴かず2012/03/03

 昨年、黒目川でウグイスの初鳴きを聞いたのはいつだったっけなあ。そう思ってメモを見返したところ、3月12日でした。案外遅かった。一昨年はどうか。2月25日のメモに「ウグイス初鳴き」とあります。いずれも私がその年初めて「ホーホケキョ」の声を聞いた記録です。厳密なものではありません。今年はいつになるのだろうか。
 2月29日に多めの雪が降ってから、「チャッチャッチャ」というウグイスの地鳴きがめっきり減りました。姿を消したのかと危ぶみましたが、藪の中にいました。2羽見ましたが、地鳴きしていませんでした。別の場所で地鳴きの声を聞きました。早く「ホーホケキョ」を聞きたいです。
 
ウグイス

ウグイス