カキの実を食べるワカケホンセイインコ2011/01/12

 遠くから柿の実を眺めていたら、緑色のハンカチが枝にぶらさがっています。風に吹かれて飛んできたのか。ちょっと離れてもう1枚。あれれ、ハンカチが2枚も飛んでくるか? 望遠レンズでのぞいてみると、ワカケホンセイインコが2羽いるではありませんか。
 急いで近くまで行きました。むしゃむしゃと柿を食べています。食欲旺盛です。初夏、桑の実を食べている姿を見ました。何でも食べるんですね。
 ワカケホンセイインコを研究している学者さんがいて、ホームページには、「インド南部スリランカ原産のオウムの仲間」と紹介されています。日本にペットとして持ち込まれ、野生化したらしい。オスには、首に黒くてはっきりした輪があります。そこで「ワカケ」というのでしょう。メスは輪が薄いので目立ちません。写真に写っているのは、オスだと思います。
 何枚か写真を撮って、さあ構図を考えて撮ろうと思った瞬間、ツグミ、ムクドリ、メジロ、スズメといっしょにバタバタと舞い上がり、どこかへ消えてしまいました。人が通ったわけでもなく、大きな音がしたわけでもなく、カラスや猛禽が飛んできたわけでもないのに、なぜいっせいに逃げてしまったのか。鳥は突然、こういう行動をとるので、ままなりません。

柿の実を食べるワカケホンセイインコ

柿の実を食べるワカケホンセイインコ

柿の実を食べるワカケホンセイインコ

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