コサギの足指に櫛（くし）がついていることを初めて知りました。上野動物園園長、小宮輝之氏が最近出版した『鳥あそび 野鳥おもしろ手帖』（二見書房）に書いてありました。サギたちは足指をつかって身体を掻きます。小宮氏によると、人間でいえば中指にあたるいちばん長い足指をつかって掻くそうです。その爪のカーブの内側が櫛になっている！　これには驚きました。うまくできているもんだなあ、と感心しました。
　さっそく、自分で撮った写真を見てみました。たしかにいちばん長い指で掻いているようです。知識もなく撮っていたので、ちゃんと撮れていません。今後はそこを意識して撮るつもりです。
　ただ、サギ類すべてに櫛があるのかどうかまではわかりません。本ではっきり明示されているのは、コサギとゴイサギでした。