ホシゴイ飛んだ2011/01/20

 黒目川と支流とが合流するところに、ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)がいます。支流は暗渠になっていて、夜は暗渠の中に入ります。午前9時すぎ、日に当たるために黒目川の本流に出てきます。枯れ草の上で糞をして、しばらく太陽を身体に浴びてから、10時前後になると対岸の木に向かって飛び立ちます。
 こんな生活パターンがたくさんのカメラマンに知れ渡って、9時ごろから賑やかになります。ところが19日の朝は、暗渠から出てくるとすぐに飛び立ってしまいました。着地点は対岸の土手。いつものパターンがくるってしまったため、私を含めてみんなが虚をつかれました。おかげで飛び立つところはピンボケ。なんとか1枚だけピントが合いました。おまけの1枚も添えて、アップします。

飛ぶホシゴイ

ホシゴイ

舞い降りるコサギ2011/01/20

 コサギがいると、つい写真を撮ってしまうので、われながら呆れます。大きさが手ごろで、動きも敏捷だからです。
 着陸態勢に入った飛行機がフラップを下げるように、舞い降りるときのコサギも羽を最大限に広げて揚力を高めます。空気をわしづかみにするような感じです。こうすれば速度を落としながら、安定して着地できるようになるのでしょう。下りた瞬間に前のめりに転んでしまったコサギを見たことがないので、その腕前はかなりのものに違いありません。ただし、細い枝にとまるときは、下手くそなときもありますが…。
 と、ここまで書いて、降りた瞬間に転ぶ鳥はいないことに思い至りました。鳥の制御能力は、すごいです。

舞い降りるコサギ

舞い降りるコサギ

カルガモと光遊び2011/01/20

 真冬でも緑の葉を茂らせている植物の上で、カルガモが食べ物を物色しておりました。葉についた朝霧が凍っています。太陽がまだらに当たっていたので、面白い写真になるかなあと思いながら撮りました。(写真上)
 太陽の角度は低く、遊歩道を人が歩くと、カルガモと植物が影になったり日向になったりします。なんだか舞台照明を切り替えているようです。カルガモだけにスポットライトが当たっているようにならないものか。背中に人の動きを感じながら、シャッターを切りました。(写真下)

カルガモ

カルガモ