同じ気持ち2011/03/18

 朝、東久留米駅に向かう途中、橋の上からジョウビタキを見ていました。年配の女性が寄ってきて、「何を見ていらしゃるんですか」と聞かれました。「かわいい鳥がいるんです」と答えると、「あらっ」といいながら川を見下ろしました。ちょうど鳥が舞ったので、「まあ、きれい!」と声をあげました。オスのジョウビタキなので、オレンジ色と茶色が日光にあたって際立ちました。「地震だ津波だ、原発事故だと気持ちが滅入っていたところに、きれいなものを見せていただいて、心が和みました。教えていただいてありがとうございます」といわれてしまいました。みんな同じ気持ちだな、と思いました。コンパクトカメラしか持っていなかったので、残念ながら写真は撮れませんでした。
 今日は道行く人から、ずいぶん声をかけられました。別の場所でも、ジョウビタキのオスを見ていたときに、「あの鳥はなんですか」と聞かれました。ゴイサギとダイサギを見ていたときにも、2人から「鳥の名前を教えて」といわれました。
 鳥の名前を聞かれることはよくあることですが、ほんの30分ほどの間にこれだけ声をかえられることも珍しい。
 「写真上」は、自宅近くで撮った草。「写真下」は節電でストップしている東久留米駅のエスカレーター。

小さな葉っぱ

節電で止まったエスカレーター

コメント

_ ジンママ ― 2011/03/18 20:38

この記事を読んで・・・
なんだかほっとしました。

_ ジンママ様 ― 2011/03/18 21:49

そうですよね。気持ちを落ち着かせたいですものね。
黒目川も写真を撮る人がめっきり減って、さびしいです。
ゆっくり写真を撮る気分にならないのでしょう。
だんだん増えてくると思いますが…。
私もコンパクトカメラだけの日が多くなっているので、
明日あたりから重たいカメラにしようかなと考えています。

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