原発事故と下請け・孫請け ― 2011/03/26
東電福島第1原発3号機で作業員3人が、放射線に被曝した事故(3月24日)で、「やっぱりか」と思わせる事実が出てきてしまいました。朝日新聞や時事通信のネットニュースによれば、6日前の18日、1号機のタービン建屋地下で高い放射線量を確認しながら、東電は作業員たちに注意喚起をしていませんでした。時事通信は「1号機も3号機同様、地下に高濃度の放射性物質を含む水たまりがあり、東電は『しっかりと注意喚起していたら、今回の被ばくは防げた』と認め、謝罪した」と伝えています。
被曝した3人のうち2人は、東京電力の下請け企業、関電工の職員。もう1人は関電工の下請け企業の職員でした。下請け・孫請けの人が被害者です。東電は、下請けに無理をさせて働かせ、安全対策も疎かにしていたのではないか、と心配していましたが、事実になってしまいました。
日刊スポーツのネットニュースは、「東電は被ばくした3人を『作業員』と説明したが、実際に作業をしていたのは孫請けの1人で、関電工の2人は現場監督の立場だった」と書いています。3人は20代後半から30代前半の若者です。毎日新聞のネットニュースは、「同社(関電工)では約200人の社員が作業に参加しているという」と伝えています。
東電の腹の中が透けて見えます。
被曝した3人のうち2人は、東京電力の下請け企業、関電工の職員。もう1人は関電工の下請け企業の職員でした。下請け・孫請けの人が被害者です。東電は、下請けに無理をさせて働かせ、安全対策も疎かにしていたのではないか、と心配していましたが、事実になってしまいました。
日刊スポーツのネットニュースは、「東電は被ばくした3人を『作業員』と説明したが、実際に作業をしていたのは孫請けの1人で、関電工の2人は現場監督の立場だった」と書いています。3人は20代後半から30代前半の若者です。毎日新聞のネットニュースは、「同社(関電工)では約200人の社員が作業に参加しているという」と伝えています。
東電の腹の中が透けて見えます。
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