空が赤かった2011/03/04

 3月4日、午後5時半ごろ。東京・新宿。ビルのガラスにオレンジの太陽が反射しました。久しぶりに夕日の写真を撮ることにして、ビルの上にあがってみました。上空に雲がかかっていて、あまりきれいではありませんでしたが、太陽はきれいに輝いていました。

新宿夕日

新宿夕日

新宿夕日

飛び立つコサギの群れ2011/03/05

 今年は、コサギの群れが長い間黒目川にいます。最大で16羽くらいなので、数からいえば、とくに多いわけではありません。しかし、群れとしているので、カラシナが満開になるまでいてほしいものです。黄色い花に白い鳥。期待しているのですが…。
 3月4日の朝も、コサギたちが集まっていました。いっせいに飛び立つところを写真にしたかったので、ひたすら待ちました。それでもうまく撮れませんでした。位置がわるくて、鳥の動きが画面右に去っていく写真になってしまいました。左から向かってくる写真なら、もっとよかったのに!

飛び立つコサギの群れ

飛び立つコサギの群れ

後ろ姿がステキ ジョウビタキ♂2011/03/05

 ジョウビタキのオスは、色鮮やかで目立ちます。腹の橙色もさることながら、頭部の銀色(灰白色)、頬と喉・雨覆の黒、次列風切基部の白、腰の橙色、所列風切と尾の茶色と、シックにまとまっています。飛んでいるときは、次列風切基部の白がよく目立ちます。大きさは、スズメ並みです。メスもかわいいのですが、ぐっと地味になります。
 この鳥は、あまりじっとしていません。枝にとまって辺りを見回して、ひょいと空中に飛び出します。虫を目で追いかけて、飛び上がるようです。方向が予測しにくいので、飛んでいる姿を写真にするのが難しい。うまく撮る人がいるので、感心してしまいます。
 セキレイも飛んでいる虫を食べるので、同じような動きをします。セキレイは木の枝にとまって飛び上がることがほとんどありません。川にある石か土手(地面)から飛び上がります。ジョウビタキは木にもとまるし、石にも土手にもとまります。どちらも飛ぶ方向は自由自在。真横であろうが真上であろうが、勝手放題に飛んでいます。

ジョウビタキのオス

ジョウビタキのオス

ダイサギのひととき2011/03/05

 北風が吹き抜けた3月初め、ダイサギが太陽をいっぱいに浴びてたたずんでいました。羽を繕いながら、嘴に水につけました。羽の手入れに関係があるのか、気分だけなのか、よくわかりませんでした。ゆったりとした時を過ごしているようで、こちらものんびりとした気分になりました。このダイサギは、羽がきれいです。

ダイサギ

気がつけば花 それも帰化植物2011/03/06

 日だまりをのぞいてみると、花がたくさん咲いていました。寒の戻りのあとの春景色です。
 写真上から順に…。
 (1)ハナニラです。アルゼンチン原産の帰化植物で、明治時代に園芸用として持ち込まれたそうです。
 (2)イモカタバミだと思います。南アメリカ原産の帰化植物。やはり園芸用として日本に持ち込まれました。
 (3)カラスノエンドウ。これも帰化植物です。原産は、ヨーロッパではないか? 古い時代に日本に入ってきた史前帰化植物との指摘もありますが、確認できませんでした。
 (4)オオイヌノフグリです。またまた帰化植物です。西アジア・中近東が原産のようです。この花は2月半ばには咲いていました。
 なんだか帰化植物のオンパレードですね。日本在来の花を探す方が難しい。3月末から4月初めにかけて咲くカタクリの花を待つしかないのかなあ。タンポポも咲いていましたが、これも西洋タンポポで帰化植物でした。

ハナニラ

イモカタバミ

カラスノエンドウ

オオイヌノフグリ

写真展のお知らせ2011/03/06

 緊急のお知らせ
 大震災のため、写真展は中止いたします。
 計画を練り直して、改めてお知らせいたします。
               (2011年3月14日記)

 私が参加している写真倶楽部が写真展を開催します。倶楽部としては2回目です。お時間があれば、お立ち寄りください。

 第2回遊楽写真倶楽部写真展「武蔵野地域で見られる野鳥」
 開催日:3月16日(水)~20日(日)
 時 間:午前9時半~午後6時まで
      初日の16日は正午から
      最終日の20日は午後4時まで
 場 所:スペース105(シティコア東久留米1階)
      東久留米市役所向かい
      西武池袋線・東久留米駅西口から直進約200メートル
 出展作品は約70点を予定しています。

写真展のお知らせ

もうキタテハがいるの?2011/03/06

 そろそろモンシロチョウが飛んでくれないかな、と思いながら黒目川遊歩道を歩いています。ところが6日、タヘハチョウの仲間らしい蝶を発見しました。思わず写真を撮ってしまいました。
 図鑑で見ると、キタテハによく似ています。その図鑑には「6~10月に出現」と書いてあります。「夏型」とか「秋型」とかいわれるキタテハなので、3月初旬は早すぎますよね。違う種類の蝶なのでしょうか。
 ネットで調べてみたら、「成虫観察時期3月~11月」(大阪)、「お彼岸の中日(3月21日)に見た」(千葉市)、「3月5日、春告げ蝶が舞い降りた」(前橋市)、「3月6日、キタテハは3頭いてバトル」(浅間山麓)などの記述があるので、この時期に出現するようです。ではなぜ、図鑑に「6~10月に出現」と書いているのか。確実に見られる時期だからなのでしょうか。

 (3月10日の追加)
 チョウに詳しい友人に聞いたところ、キタテハは成虫のまま越冬しているのだそうです。「この時期に蛹から羽化したわけではないよ。真冬にだって見ることがあるよ」といっていました。啓蟄も過ぎ、暖かくなったから外に出てきたようです。

キタテハ

外に出てきたウグイス2011/03/06

 暖かくなって、ウグイスが藪の外から出てくることが多くなったような気がします。3月半ばを過ぎれば、「ホーホケキョ」と鳴いてくれるのではないかと思います。今はまだ「チャッチャ」と地鳴きしています。
 外に出てくれるのはいいのですが、近くで写真を撮れません。目の前にいるときは藪の中です。
 先日、テレビを見ていたら、「梅にメジロ」の写真を見せて「梅にウグイス」と紹介していた番組がありました。さすがに訂正がありましたが、よく間違われます。「ウグイス」と言う言葉を聞いて、緑色を連想しますよね。いかにも緑色なのがメジロなので、へんてこりんな話になるのでしょう。梅が咲くころウグイスは、まだ藪の中にいます。梅の木にとまるとしても、ごくまれでしょう。
 そのウグイスにも、うすい緑色が入っています。灰色がかった暗めの緑色といえばいいでしょうか。今回の写真では、残念ながら表現できませんでした。

ウグイス

ウグイス