ノハナショウブかもしれない2011/04/23

 落合川に紫色の花が咲いていました。一瞬頭に浮かんだのが、「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」の言葉。でもなあ、アヤメには見えませんよね。花にもっと量感があるはずです。花の模様ももっと複雑。図鑑には生育環境として「山野の草地」とあります。やっぱりアヤメではない。
 では、カキツバタか。生育環境は「水湿地」とあり、「アヤメの仲間ではもっとも湿った所に生える」とか。おっ、近いかも。「外花被片(がいかひへん=花びら状になったがく片)の中央部に白~淡黄色の筋が入る」ともあります。写真で見ると、はっきりとした黄色い筋が入っています。となると、カキツバタでもなさそうです。この花は、絶滅危惧種に指定されているので、簡単に見つかる花ではなさそうです。
 もう1つ、ノハナショウブというのがあります。「外花被片の中央部に黄色い筋が入る」とあります。「湿地や草地に生える」そうです。引き算をしていくと、どうも、これらしい。
 アヤメもカキツバタもノハナショウブも、「アヤメ科」の花で、5月から7月ごろにかけて花を咲かせます。落合川で写真の花を見たのは、初めてです。見ていても気づかなかったのかもしれませんが…。

ノハナショウブ

ノハナショウブ

ノハナショウブ

春のシジュウカラ2011/04/23

 ここ2~3日、曇りや雨が続きました。晴れていれば、シジュウカラが木のてっぺんで、「ツッピー、ツッピー」とさえずっています。あの小さな体で、よく大きな声が出せるものだと感心してしまうほど、声が通ります。
 落合川遊歩道を歩いていると、目の前を鳥が横切りました。すぐに木にとまったので、シジュウカラだとわかりました。この鳥はちょこまか動くので、さっと写真を撮らないといけません。顔が黒いので、目に光が入ったところでシャッターを切りました。ほんの数枚撮れただけです。

シジュウカラ

シジュウカラ