電線に顔をすりすり ムクドリ2011/06/06

 黒目川遊歩道にそって張ってある電線に、ムクドリがとまっていました。おかしな動きをしています。体をよじって、顔を電線にこすりつけています。かゆいのでしょうか。こちらが近づいても気にする様子もなく、すりすりを続けていました。
 椋(むく)の樹洞に巣をつくったり、椋の実を食べたりすることから、ムクドリの名前がついたようです。しかしムクドリは、人家の戸袋やビルの換気用の穴などにも巣をつくります。虫も食べれば各種木の実も食べます。環境の変化に柔軟に対応しているように見えます。
 群で生活している鳥だと思いますが、夏場はあまり群れたところを見ません。秋・冬の方がよく群れるのではないか、と感じます。1万羽を超える群もあるそうですが、残念ながらそれほどの大群は見たことがありません。
 
ムクドリ

ムクドリ

ムクドリ

食べごろの桑の実とムクドリ2011/06/06

 ムクドリを続けます。桑の実の色がだんだん黒っぽくなってきました。うま味を増した、ということです。
 桑の葉が動いていたので、カメラを向けました。ヒヨドリが実を食べていました。正確には、実を採っていました。どうも、その場で食べてはいないようです。実をくわえると、飛び去ります。川の対岸にある芝生に降りて、そこで食べているムクドリもいます。ヒナに与える場合もあるに違いありません。
 桑の実は、まだ青いもの、赤いもの、黒っぽくなったものの3種類が1つの木になっています。さて、ムクドリたちはどれをくわえるのでしょうか。やっぱり黒っぽい実でした。
 
桑の実とムクドリ

桑の実とムクドリ

桑の実とムクドリ