ビヨウヤナギらしい2011/06/17

 梅雨時になると黒目川遊歩道に咲く黄色い花。長い雄しべが印象的です。しかも湾曲して立っています。今を盛りに咲いています。昨年も写真を撮りましたが、名前がわからないままでした。
 今年は何とか調べたいと、思いつくままネットに検索語を打ち込んでみました。どうやら、ビヨウヤナギという花のようです。自然に生えたものではなくて、遊歩道に植えられた植物です。中国原産だそうです。
 「君を見てびようやなぎ薫るごと 胸さわぎをおぼえそめにき」という北原白秋の歌があることも知りました。恋の歌ですね。う~ん、自分の感じとはちょっと違います。この花から派手さは感じても、淡い恋のイメージは感じにくい。歌人の感受性と凡人の感覚との違いでしょうかねえ。
 
ビヨウヤナギ

ビヨウヤナギ

ビヨウヤナギ

ご無沙汰でしたアオサギくん2011/06/17

 黒目川でアオサギを見たのは、何日ぶりだったでしょうか。遊歩道を自転車で走行中、川にレンズを向けている人が遠くに見えました。カワセミでもいるのかなあ、と静かに近づいてみると、アオサギがいるではありませんか。写真を撮っているのは、よく知った人。「お久しぶり」などといいながら、「アオサギがいるのも珍しい」とひとしきり話し込んでしまいました。
 アオサギがきょろきょろし始めて、低空で飛びました。遠くにはいかないつもりのようです。ところが、土手に生い茂った植物に隠れて、見えません。「もうちょっと飛んでくれれば見える場所になるのに」などと悪態をつきながら、見える場所を探しました。両岸のどこからも見えません。橋の上からは見えますが、距離ができてしまって、どうもいけません。橋の真ん中に突っ立って、「こっちへ飛んでこい」と念じてみました。効き目があるわけもなく、アオサギは片足立ちになって休憩モードに入ってしまいました。
 遠いまま写真を撮るほかありません。適当にトリミングをしたのが、2枚の写真です。私は早々に立ち去りました。友人は、もう少し待ったようです。その甲斐あって、水浴びする姿を写真にできたそうです。もうちょっと残っていればよかった。鳥撮りは、後悔の連続です。
 
アオサギ

アオサギ