ワルナスビ2011/07/13

 ワルナスビ。だれがこんな名前をつけたのでしょうか。たしかに、ナスの花に似ています。ソラニンという毒成分をもち、刺もあるので、牧草地に入り込むと怪我をするなどの被害にあう、と手元の図鑑に書いてあります。おまけに、わずかな地下茎の断片からも新しい株になるので、除草しにくいそうです。ナスやジャガイモの害虫であるニジュウヤホシテントウの温床にもなっているとか。
 おぬしも悪よのう、と誰かが言ったのか。命名者は、植物博士の牧野富太郎でした。自宅の庭に植えて、駆除に苦労したことから、この名前をつけたといわれています。
 写真は薄紫色の花ですが、白い花もあります。北アメリカ原産の帰化植物です。
 「写真上」は、黄色の先端にピントを合わせました。「写真下」は、小さなクモにピントを合わせてあります。
 
ワルナスビ

ワルナスビ

ちびバッタ2011/07/13

 草むらにバッタの子どもがたくさんいました。ショウリョウバッタでしょうか。普通に歩いていては気がつかないのですが、しゃがみこんで見ていると、あちこちで跳びはねています。面白がって手で追うと、必死に逃げていきます。体が小さいので、たいして跳べません。こちらは、大男になった気分です。
 遊んでいるうちはいいのですが、いざ写真を撮る段になると、なかなかピントが合いません。小さいのがごそごそ動くので、汗だくでピントを合わせました。オートフォーカスのマクロレンズなのですが、何世代も古いので、この日持ち歩いた入門用のカメラではオートフォーカスが利きません。目に汗は入ってくるし、かがんでいるから腰は痛くなってくるし…。しまいには、うつ伏せになって撮りました。暑かった!
 
ちびバッタ
 
ちびバッタ

ちびバッタ