雲と新宿ドコモビル2011/08/25

 8月24日は、空がきれいでした。夏の雲と秋の雲がいっしょに見えて、ある決まった枠から空を見ていると、夏雲が見えたり秋雲が見えたりという感じでした。青空にも透明感がありました。
 写真は、新宿にあるドコモビルを撮ったものです。上の写真は、紀伊國屋書店の階段から。下の写真は地上から。
 
雲と新宿ドコモビル

雲と新宿ドコモビル

喉をふくらますコサギ2011/08/25

 夕方、黒目川にコサギがたたずんでいました。じっと動きません。突然、「グワー」と鳴きました。あわててレンズを向けたところで、もう1回鳴きました。そのときに撮った写真です。
 目ではよくわからなかったのですが、喉をふくらましていたんですね。夕日が当たって、赤色が出ました。コサギの口の中は赤いんです。これが美しく見えるときと、けばけばしく見えるときとがあります。大口をあいて魚を飲み込んでいるときは、あまり美しい姿ではありません。
 コサギは、きれいな姿の鳥です。なのに「グワー」と鳴かれると、百年の恋も冷めそうな気分になってしまいます。天は二物を与えず、だったんでしょうかねえ。
 『山渓名前図鑑 野鳥の名前』によれば、「サギ」の語源は2つあるようです。1つは、白露のような透明な羽をしていることから「鷺」という説。「露」(しらつゆ)と縁が深いらしい。これは、姿の美しさを表現しているようですね。
 もう1つの説が、曲者です。喧(かまびす)しく騒ぐから「サギ」というのだそうです。「さわぎ」から転じたのでしょうか。たしかに群れたときの騒がしさは、たまりませんからね。
 図鑑の著者は、第1の美しい説をとりたいといっています。私も同感です。
 
喉をふくらますコサギ