カワセミ2012/01/01

 あけましておめでとうございます。まだ除夜の鐘がなっています。新しい気持ちで写真を撮ります。本年もよろしくお願いいたします。

 黒目川で写真を撮っていると、いつも出くわす男性がいます。遊歩道を散歩しながら鳥を眺めている人なので、いろいろ教えてもらいます。
 「おはよう!」と声をかけられたので、「何か見ました?」と聞いたところ、「こっちが聞きたいんだよ」といわれてしました。「カワセミ、いなくなっちゃったよねえ」と寂しそうです。「たまに見ますよ。ただ、びゅーんと飛んでいってしまうので、気がつかないだけでしょう」などと返事をしました。「葉っぱも落ちたから、飛んでいてもわかるはずなんだけどなあ」と、腑に落ちない様子です。
 そんな会話をして、「じゃあ、また」と別れてから10分後、カワセミのオスに遭遇しました。噂をすればなんとやら。見やすい枝にとまってくれました。
 
カワセミに遭遇

カワセミに遭遇

カワセミに遭遇

コメント

_ farwater ― 2012/01/01 11:38

明けましておめでとうございます^^。今年もよろしくお願いいたします。カワセミって本当に綺麗な体色をしていますよね・・・。なんでこんな色になったんでしょうかね・・・南米とかガラパゴスとかだったら、なんとなく分かりますが(笑)、不思議ですね。

オイカワが綺麗な川にはいないという件、生態を調べてみると次のような事が分かりました。①温水を好むので、中流~下流域に分布。一般的に水温のより低い上流(=水が綺麗)にはいない。②水質汚染に強く、適応能力が高い。ウグイを上流に追いやって、カワムツとともに勢力を拡大している。以上のことから、(一般的に水の汚れた)中下流域に生息するオイカワを指して、綺麗な川には住めないと、言わしめているのではないかと推測します。オイカワは、綺麗な川に住めないのではなく、人間の汚した川でも力一杯生きている・・・ということでしょうかね^^;。なんだか考えさせられますね。

_ farwater様 ― 2012/01/01 15:15

明けましておもでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
カワセミの色は、日本の鳥の中でも異色ですよね。カワセミに憑かれてしまうと、長いレンズがほしくなってしまうので、憑かれないように適当な間合いを保つようにしています。いれば撮りますが、カワセミだけを追うことはしていません。
オイカワの生態、ありがとうございます。適応能力が高いことが誤解のもとになっているとしたら、オイカワはかわいそうですね。がんばって生きている、ということなので、大事にしないといけませんね。
ところで、オイカワをヤマメと呼ぶこともありますか?

_ farwater ― 2012/01/01 19:11

こんばんは^^。一都三県近辺では、オイカワは別名ヤマベと呼ばれています。中部地方ではシラハエ、近畿では単にハエやハイと呼ばれているらしいです。そのほかにも、ハヤ、ジンケン、アカッパラなど、地方によってたくさんの呼び方があるようです。以前どなたかのブログで、北海道ではオイカワ(=ヤマベ)をヤマメ、ヤマメ(=山女)をヤマベと呼んでいる・・・と書いてあったのを記憶しています・・・。ここまで来ると、わけが分からなくなりますね(笑)。

_ farwater様 ― 2012/01/01 22:41

わざわざお返事をありがとうございます。この近辺でオイカワ=ヤマベなのですか。ヤマメという別の種類の魚もいて、北海道ではヤマメをヤマベという。複雑怪奇です。手元の電子辞書を見たところ、ヤマメはサクラママスのことで、海に下らないで渓流に棲むものを陸封型というようですね。ちなみに、オイカワはコイの仲間のようで、日本、朝鮮、台湾、中国の一部にだけ分布するとか。それだけでも貴重だなあと思いました。

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