春点描 ナナホシテントウ2012/02/27

 黒目川遊歩道。下を向いたまま歩いていると、葉っぱの上でオレンジ色に光るものがありました。ナナホシテントウです。成虫で越冬して、春も早い時期から活動を始めます。日当たりのいい場所にいたので、目につきました。大きさは8㎜程度。アブラムシを食べる益虫とされています。
 
ナナホシテントウ

ナナホシテントウ

ナナホシテントウ

魚をくわえるダイサギ2012/02/27

 東久留米市の東に隣接する埼玉県新座市。都県境の東久留米市側で黒目川と落合川が合流します。この冬、ダイサギは合流点周辺にばかりいました。とろこが2月26日、そのダイサギが黒目川を2キロほど遡ってきました。近くにはコサギが6羽います。
 この2年ほど、ダイサギがここまで上流に来ることがほとんどなかったので、遊歩道には20人ほどが足を止めました。携帯やスマホで写真を撮っていました。
 一眼レフで撮っていた私にいろんな人が声をかけてきます。「久しぶりにダイサギを見るなあ」「嘴がオレンジの鳥はなんですか」「珍しい鳥なんですか」…。
 ダイサギは空腹だったようで、小さく飛んだり歩いたりしながら、魚を探していました。30分ほどで5匹を食べました。写真は、そのうちの3匹です。同じ種類の魚だと思いますが、オイカワなのでしょうか。なんとなく違うようにも思います。よくわかりません。背びれの赤が印象的です。

 (追加)ブログを見てくださっている方から、「魚はカワムツの可能性もある」というご意見をいただきました。ネットなどで写真を調べてみると、カワムツによく似ています。背びれの赤は婚姻色のようで、季節を先取りしたオイカワかもしれない、ともおっしゃっています。オイカワかカワムツか、どちらかの魚ということにしておきたいと思います。ご意見、ありがとうございました。
 
魚をくわえるダイサギ

魚をくわえるダイサギ

魚をくわえるダイサギ