伸びをするヒドリガモのメス2012/03/31

 3月30日の朝、久しぶりに落合川に行ってみました。主に写真を撮っている黒目川の南を流れる清流です。東久留米市の東端で黒目川川と合流し、埼玉県で新河岸川にそそぎます。広くいえば、荒川水系の川です。
 オナガガモの姿はありませんでした。北国に帰ったようです。しかし、ヒドリガモが10羽残っていました。今季は20羽をちょっと超えたくらいしかいませんでしたから、半減です。あちこちにアブラナ(もしかするとカラシナ)が咲いていましたが、まだ満開とまではいきません。開花が遅れています。団地の庭には、河津桜が咲いていました。
 ヒドリガモのメスが羽を繕いはじめたので、カメラを出して眺めていました。すると、ギューッと伸びをしました(写真上)。そして今度は、足と羽を伸ばしました(写真中)。多くの鳥が同じような格好をします。なんだかストレッチみたいです。
 ヒドリガモのメスも、ほかの鳥と同じように地味です。しかし、よく見るときれいな羽をもっています。首を反らせたときに羽の模様が出ました(写真下)。「写真中」にも「写真下」にも、わずかに緑色があります。そのワンポイントが目立ちます。次回は、オスを紹介します。
 
ヒドリガモのメス

ヒドリガモのメス

ヒドリガモのメス

ぶるぶるをするヒドリガモのオス2012/03/31

 これも3月30日の朝、落合川で撮ったヒドリガモのオスです。前回紹介したメスの近くにいました。石の上にのって、羽の手入れをはじめました。
 すました顔をして、尾羽だけを左右に動かしました(写真上)。これは、体をぶるぶるっと震わせる前兆です。その予想どおり、ぶるぶるがはじまり(写真中)、ついに頭が回転しました(写真下)。震動が後ろから移動してくるのが、なんともおもしろい。
 これで、今季のヒドリガモとはお別れになると思います。元気で北国に帰ってほしいものです。
 
ヒドリガモのオス

ヒドリガモのオス

ヒドリガモのオス