ツマグロヒョウモンがいた2012/05/10

 5月8日、今季としては初めてツマグロヒョウモンを見ました。オスです。豹柄に翅の先端が黒っぽいので褄黒豹紋というのでしょう。「褄」は「端」の意味です。真夏から秋にかけて見る個体より小さいようです。
 ウィキペディアに、こんな記述がありました。
 「成虫は4月頃から11月頃まで見られ、その間に4、5回発生する。他のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、多化性という点でも例外的な種類である」
 今季初めの個体かもしれません。
 面白かったのは、花や緑の葉には振り向きもせず、地面にばかり降りていたことです。乾いた地面にいたので、寝転がって写真を撮ろうとしたら、飛んでしまいました。しかし遠くには行かず、私の周辺を飛んでは地面に降ります。徐々に川に近い湿った場所に移動していきました。どうやら、水を飲んでいるようです。
 このチョウは、かなり毛深いこともわかりました。たまたま真横から撮ることができたこと、チョウが翅を下げていてくれたこととが重なって、私としては珍しい写真が撮れました。1枚目がそれです。
 
ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモン