愛情たっぷり ドバトさん2012/06/05

 ハトは、こういう仕草をするからかわいいです。平和の象徴になるわけだな、と思います。
 落合川遊歩道を自転車で移動しているときでした。2羽のドバト(カワラバト)が寄り添っているのを発見しました。1羽が甘えているような感じです。あわてて自転車を降りて、カメラを構えました。人が目の前に近づいても逃げないハトですが、こういうときはおとなしく撮らないと、寄り添っていた2羽が離れてしまいます。そ~と撮りました。
 そこへ家族連れが通りかかり、子どもたちが「ハトだあ」とやってしまったので、万事休す。1羽が右に移動して、知らん顔を決め込んでしまいました。こちらも子どもには勝てません。笑いながら立ち去りました。

【追伸】
 昨夜の部分月食を写真に撮りたいと空を見上げたものの、月の姿はなし。雲に隠れて見えませんでした。
 
ドバトの愛情

ドバトの愛情

ドバトの愛情

マルナガバミズアオイ(丸長葉水葵)2012/06/06

 落合川に沿った小さな人工池(落合川水生公園)に、紫色の可憐な花が咲いています。掲示板には「ミズアオイ」と紹介されていました。掲示板の内容を紹介しましょう。
 「品種は、丸長葉水アオイだそうです」
 「市内では大変珍しい准絶滅危惧種の植物です」
 「多年草で開花は5月から10月頃迄で、北米東部が原産です」
 「花は穂状花序(すいじょうかじょ)と言って、ひも状の細い花軸に、花柄がない花が多数つき、全体では円錐状になる」
 「葉の幅が広いのが特徴」
 ちょっと難しい表現ですが、東久留米市内でも珍しい准絶滅危惧種の植物のようです。原産地が北米なので、帰化植物のようです。
 「丸長葉水アオイ」というところが大事かもしれません。というのも、わが家の小さな植物図鑑に掲載されているミズアオイの写真は、これとはずいぶん違っています。ウィキペディアには、「日本を含む東南アジアに分布」「万葉集では『水葱』(ミズアオイの別名)として求愛の歌に詠まれるなど、人間に親しまれてきた」と書いてあるので、こちらのミズアオイは、在来種と思われます。
 掲示板に書かれていた「丸長葉水アオイ」を「マルナガバミズアオイ」と打ち変えてネット検索すると、北米原産の水生植物であることなどがわかります。

マルナガバミズアオイ

マルナガバミズアオイ

マルナガバミズアオイ

マルナガバミズアオイ

カルガモのヒナたち2012/06/06

 落合川で、やっとカルガモのヒナに巡り会えました。これを見ないと夏が来ません。
 全部で7~8羽いたでしょうか。みんながバラバラに動いているので、正確な数がわかりませんでした。写真を見ていただければわかるように、ヒナの大きさに2種類あります。かわいいヒナと、ちょっと生意気になったヒナと。親らしいのは1羽しかいません。どうして大きさが違うヒナが仲良く1羽の親と一緒にいるんだろう。カルガモは時間差でヒナをかえすようなことないと思うのですが…。
 かわいいヒナが10羽ほど、親の後ろに2列に並んで移動している姿を撮りたいのですが、今回はそれを諦めました。ちょうど水草がたくさんあったので、ヒナたちが水草の上を通過するところを撮りました。
 
カルガモのヒナ

カルガモのヒナ

カルガモのヒナ

カルガモのヒナ

カルガモのヒナ

雨に濡れるドクダミの花2012/06/07

 梅雨が近づくとドクダミの花が一気に咲きます。晴れているときは気づきませんでしたが、雨の中を歩いているとドクダミの花がやけに目立ちました。4弁の白いすカーをはいた花は、咲きはじめがきれいです。群生する姿はこれから撮ることにして、今回は濡れた花と葉を写真にしてみました。
 雨降りだったので、コンパクトカメラのマクロ機能を使って撮りました。色の出が気に入りませんが、季節ものとして紹介してみます。
 ドクダミの花は、上から撮るよりも、下からしゃくりあげるように撮ると勢いがでる感じがします。(上の写真)
 上から撮ると、妙に説明的になりすぎるようです。(下の写真)
 それにしても、だれがこんな名前をつけたんでしょうか。かわいそうです。ヘクソカズラよりましではありますが…。
 
ドクダミの花

ドクダミの花

鳴かないオオヨシキリ2012/06/07

 先日紹介したオオヨシキリはどうしているのか、再びさいたま市の田圃に行ってみました。現場にいたのは30分ほど。相変わらず、ギョギョギョという鳴き声がしています。おお、鳴いてる鳴いてる。どこで撮ろうかなと思案している目の前に、1羽がとまりました(1枚目)。さい先がいいじゃない。
 さっそく、ファインダーをのぞきました。下を向いたり上を向いたり、ひょうきんな格好はしてくれますが、どういうわけか、鳴きません(2枚目)。早く大口を開けて鳴きなさい。時間がないんだから。
 嘴がわずかに開きました。よし、鳴け! あれっ、下を向いて口を開けています(3枚目)。上を向かなきゃダメでしょう。おまけに声も出ていません。
 鳥をよく見ると、お腹がぷっくりしています(4枚目)。もしかすると、最近巣立った若様だろうか。まだ、ギョギョギョが出ないのかもしれません。その観察が正しいかどうかはわかりませんが、どこか子どもっぽい印象です。後ろ姿も載せておきましょう。(5枚目)

 さて、私のブログを見てくださるイラストレーターの方が、鳥のイラストを紹介しています。12~13年前に描いたものだそうです。リュックを背負ったオオヨシキリ、靴ひもをくわえたクロツラヘラサギ、首にバッグをかけたノビタキ、チョッキを着たヤマセミ、帽子をかぶったコマドリの5点。実にかわいいです。絵が描けるっていいですね。百聞は一見に如かず。「イラストレーター かけひろみのブログ」へどうぞ!
 
オオヨシキリ

オオヨシキリ

オオヨシキリ

オオヨシキリ

オオヨシキリ

水も滴るビョウヤナギ2012/06/08

 これから梅雨が明けるまで、雨に濡れた植物がたくさん登場すると思います。ドクダミに続いて、今回はビョウヤナギです。雑草・野草のたぐいではなく、庭木として栽培されたものです。黒目川遊歩道に咲いています。
 色も派手ですが、賑やかなシベがよく目立ちます。快晴で撮るとうまくいきません。曇りの日か雨の日に撮ることにしています。ちょうど雨が降ってくれたので、水滴といっしょに写真にしてみました。花も葉も水をはじくようです。原産地は中国です。
 コントラストが強すぎて、しっとり感がなくなってしまいました。今度撮るときは、もう少し柔らかい写真にしたいと思っています。
 
ビョウヤナギ

ビョウヤナギ

ビョウヤナギ

ヒバリは「日晴り」?2012/06/08

 ギョギョギョのオオヨシキリもうるさいですが、こちらのヒバリもけっこううるさいです。なにせピーチク・パーチクですから。空高く舞い上がって、「チュルチュツチュル、ピチュルピチュル…」と鳴き続けます。歌うといってもいいかもしれません。縄張り宣言でしょうか。よく通る鳴き声です。うるさいとはいっても、ちっとも不快ではありません。のんびりした気分になります。
 実はこのヒバリ、オオヨシキリの写真を撮った近くにいました。シロツメクサが目に入ったのでちょっと眺めたら、鳥さんがいました。これまた大口を開けて鳴いています。なんとなく警戒していそうな雰囲気だったので、慌てて撮りました。ピントが甘いです。ということで、これもさいたま市で撮った写真です。
 熊本民謡「おてもやん」の合いの手にヒバリがでてきます。「ピーチクパーチクひばりの子 げんばくなすびのいがいがどん」と。これが「ピーチクパーチク」の語源なんでしょうかねえ。
 ヒバリは、晴れた日に鳴くから「日晴り」だという説と、「ピーピー」鳴くから「ピバリ」が転じたという説があるようです。万葉集の原文には「比婆理」とあるようです。普通は「雲雀」と書かれていますね。
 「美空ひばり」という芸名も、雲雀が歌うというイメージからきているのでしょう。
 
ヒバリ

ヒバリ

ヒバリ

ヒメジャノメかな2012/06/09

 草むらを歩いていると、足下から茶色い蝶が飛び立ちました。高くは飛ばず、足の周りを飛んで、草の陰に隠れるようにとまりました。音を立ててみたら、また低く飛んで、草陰にとまりました。明るいところが好きではないようです。
 翅についている目玉模様を図鑑と照合してみました。たぶんヒメジャノメです。昆虫は詳しくないので、断言できません。
 
ヒメジャノメかな

ヒメジャノメかな

ヒメジャノメかな